市船出身のバレー女子日本代表・小島満菜美さんが市長を訪問、オリンピック出場とアメリカ移籍を報告

船橋

2024/9/4


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9/4（水）市船出身のバレー女子日本代表・小島満菜美さんが市長を訪問

オリンピック出場とアメリカ移籍を報告

　市立船橋高校出身の女子バレーボール日本代表選手・小島満菜美さんが9月2日、「パリ2024オリンピック」に出場したことを松戸徹市長と松本淳教育長に報告するため、船橋市役所（船橋市湊町2-10-25）を訪れた。

　市立船橋高校出身の小島さんは、高校卒業後青山学院大学に進学し、その後NECレッドロケッツに入団、2023-2024シーズンはキャプテンを務めた。「代表に選ばれるのは本当に大変だった。去年9月には代表から落選してサービスレシーブが課題と言われていたので、そこをとにかくがんばった」と日本代表に選ばれるまでの経緯を話した。オリンピックでは、リベロとしてチームを盛り上げた。今年の秋からはアメリカのリーグ・ワン・バレーボールに移籍し、ソルトレイク所属になることが決まっている。

　「高校時代は練習は厳しかったが、スキルだけでなく人間としても成長できた。チームプレイなので、心配りとか相手に対する思いやりなどを学んだ」と振り返る小島さん。当時の監督の浅井学さんは「高校時代からみんなに積極的に声をかけたり、リベロなので全体を俯瞰して見ていたので、（小島さんに対して）『監督、お願い』と言ったりしていた」と話す。「技術面以外でも十分にオリンピックでは発揮していたので、まだまだ今後を期待している」とエールを送った。コーチの国沢智美さんは「下級生の時も先輩に意見をどんどん言っていた。監督からも『監督』と言われるほど。オリンピックでも中心になって指示出しをしていて、影響のある選手だと思う。アメリカに応援に行きたいくらい」と話した。

　オリンピックを振り返って小島さんは「独特の雰囲気で、ギアのあげ方が違う。個人ももちろんだが、チームの強さが大事だと強く思った」と話し、「アメリカのチームの監督は、スキルだけでなく人間性を見て選んでいる人なので、このチームにはどういう人がいるのか学びたい。人間として成長し、一緒にやってほしいと思われるような選手になりたい」と目標を話した。

　松戸徹市長は「諦めずに球を追う姿が素晴らしかった。スキルを高めてさらにがんばってほしい」と話し、松本淳教育長は「オリンピックはドキドキしながら楽しんだ。頑張る姿は子ども達の励みにもなる。これから先もまだまだあるので期待している」とエールを送った。