船橋駅スタートは初「JR東日本駅からハイキング」、3連休には1000人弱の参加者

船橋

2022/1/17


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1/17（月）船橋駅スタートは初「JR東日本　駅からハイキング」

1月の3連休には1000人弱の参加者

　JR東日本（東京都渋谷区）が企画する「駅からハイキング＆ウォーキングイベント」では、1月8日から、船橋駅を出発地点とする「新春！船橋大神宮初詣とふなばしの史跡めぐり」コースを打ち出し、現在開催中となっている。

　同企画はJR東日本の各地域で駅をスタート地点とし、四季折々の絶景ポイントや歴史的スポットをを訪れながら歩ける、日帰りハイキングイベントとなっている。各エリアともに10キロ前後のコースが設定され、基本的に参加者は予約不要で参加できるものとなる。

　「『駅からハイキング（通称：駅ハイ）』はJR東日本さんで人気のハイキング企画です。その企画で初めて船橋駅スタートの企画が今回開催されているんです」と話すのは、船橋市観光協会事務局長・栗田文彦さん。

　船橋でのコースは、1900年以上の歴史を持つ「船橋大神宮」で初詣をしつつ、飛ノ台史跡公園博物館・飛ノ台貝塚や、海軍石標、行田公園無線塔記念碑などもめぐり、縄文時代から太平洋戦争時までの史跡をめぐるコースとなっている。途中にはグルメスポットにも立ち寄る。

　コースは所要時間約4時間（施設での見学時間含む）、歩行距離約10キロ。全容は次の通り。JR船橋駅→セブンイレブン船橋駅南口店併設　船橋駅南口インフォメーションセンター（スタート）→船橋大神宮→船橋市地方卸売市場→ふなばし森のシティ→飛ノ台史跡公園博物館・飛ノ台貝塚→海軍石標→ふなっこ畑→行田公園無線塔記念碑→ピーターパン石窯工房店→宝塚遺跡(海神山緑地)→海神支線跡→JR船橋駅（ゴール）。

　参加特典もあり、「ふなっこ畑」で一定額以上購入の方に「黒酢米小松菜米麺」を1袋のプレゼントがある。(数に限りあり)　

　記者がスタート地点を訪れた平日午前中、受け付けスタッフは「今日はすでに50人ほどの方が参加受け付けをされています。団体さんでいらして、引率者のような旗を持った方が付いている団体さんもいらっしゃいましたよ」と話した。

　栗田さんも「参加者は40～70代まで幅広い年齢層の方が参加されていますし、80代の方も元気にハイキングされているようです。新しいコースがでるたびに、色々な駅ハイ企画に参加する方が多いようです。都内、神奈川、埼玉からも結構参加がいらっしゃいますよ」と話す。

　さらに「船橋駅は、都心に近く、馴染みのある駅ですが、意外と街をじっくり歩く機会もないと思うので、これを機に船橋の街を歩いていただき、歴史、食、文化などに触れてもらえたら…と思います。SNSで　＃駅からハイキング　で投稿されていて、『市場でお昼ごはん食べた！』とか『飛ノ台行った！』とか『海軍の石標見つけた！』といった報告も拝見しましたよ」とも続け、「これをきっかけに街の活性化に繋がればと思います」と微笑んだ。

　同企画は1月23日まで。