音楽イベント「第11回ふなばしミュージックストリート」、船橋駅周辺7会場で開催
10/25(金)音楽イベント「第11回ふなばしミュージックストリート」
船橋駅周辺7会場で開催
船橋最大の音楽イベント「ふなばしミュージックストリート」が10月19日、20日の2日間、市内の7会場で行われ、いずれの会場も多くの来場者でにぎわいを見せた。
2014(平成26)年から「音楽でまちを元気に!」をテーマとして始まった同イベント。11回目となる今回は、市内外から集まった92組のミュージシャンが参加し、32人の実行委員と100人以上のボランティアスタッフの協力のもと、盛大に開催された。
初日は船橋駅北口おまつり広場(船橋市本町7-2)でオープニングイベントを開催。松戸徹市長は「実行委員の方たちは遅い時間まで激論しながら、よりよいイベントにするために準備してきてくれた。そしてボランティアの皆さんの協力もあり、有難い。来場してくれる皆さんが楽しんでくれることが何よりの喜びなので、ぜひ盛り上がってください」と呼びかけた。
その後、船橋を拠点として活動するアイドルグループ「himawari(船橋)」が歌を披露し、オープニングを盛り上げた。
天沼弁天池公園では、両日「あおぞらカラオケライブ」が開催された。当日に飛び入りで熱唱する参加者もいて、声援が送られる場面もあった。また、キッチンカーも出店し、食事を楽しみながらカラオケを楽しむ姿が見られた。
今回初会場となった「flagship FUNABASHI」(本町)では、初日は学生バンドコンテストが行われ、応募総数21組から選考された6組が熱いステージを披露。佐倉東高校の「BanDaid」が1位に選ばれた。
その他、東武百貨店船橋店屋上、FACEビル連絡デッキ、船橋スクエア21前の会場では、ジャズやゴスペル、ダンス、ウクレレなど幅広いジャンルのステージが披露された。
2日目のきららホールでは弾き語りコンテストが開催され、今回最年少の小学生、和氣夏子さんら10人が参加。ピアノ弾き語りの上村叶恵さんが優勝した。
フィナーレはきららホールで開催され、開場前から待ちわびる観客で1時間前から列ができた。出演者やボランティアスタッフ、来場者らも参加し、大いに盛り上がった。
アーティストでもあり実行委員の濵津美穂さんは「本番を迎えるまで実行委員のメンバーと毎日メッセージや電話でやり取りをして話し合った。本番を終えて、来てくれた方や出演者、ボランティアの方たちの笑顔や最高の音楽に触れて、今、エネルギーが満ち溢れている」と感想を話した。
実行委員長の鶴見竜也さんは「本当にたくさんの人の思いやり、力を実感できた。今年得られた経験を活かし、もっともっと多くの人へこの感動を共有し、もっともっとまちを元気にしていきたいと思う」と力を込めて話した。