上山町の住宅街に「お絵描き教室 オオカミの家」、 年少~中学生を対象にデジタルイラストコースも
11/5(火)上山町の住宅街に「お絵描き教室 オオカミの家」
年少~中学生が対象、デジタルイラストコースも
JR武蔵野線・船橋法典駅から徒歩20分ほどの住宅街に、「お絵描き教室 オオカミの家」(船橋市上山町2)が5月1日に開講してから半年がたった。
講師を務めるのは、画家でありイラストレーターのMATSURICA(マツリカ)さん。茨城県出身のMATSURICAさんは、小さい頃から絵が得意で、高校では美術科へ進学。その後は独学でデジタルアートを学び、20歳でイラストレーターとして独立した。現在はMATSURICAさんのアトリエで開催するお絵描き教室の傍ら、お菓子のパッケージイラストの制作や、自身の作品制作にも取り組んでいる。
教室を始めたきっかけは、自身の子育て経験にあるという。現在、幼稚園に通う子どもがいるMATSURICAさんは、子どもが描く絵の楽しさや、絵を描きたいという自然な衝動を改めて実感した。その純粋な気持ちをそのままに育てていくことが大切だと感じたという。「絵には正解がないにもかかわらず、『こうしたほうがいい』と教えられたり、否定的な意見を受けると自由な発想が狭められてしまう。それを払拭するのは難しい。だからこそ、縛りのない絵を描いてほしいと思っている。テクニックは伝えるが、基本的に教えるのではなく、引き出すことを心がけています」と話す。
教室のコースは年少からの幼児コースと小学生コースがメインとなる。月2回の開催で、1講座1時間〜1時間30分、2回の講座でひとつの作品を完成させて持ち帰る。1クラスの定員は5人。
「絵は自己表現の大切な場。学校や習い事でインプットが多い今の子どもたちに、お絵描きでアウトプットする時間を大切にしてほしい」とMATSURICAさん。さらに上達を望む子どもには小学6年生〜中学生向けに鉛筆画のデッサンコースも設けるほか、デジタルイラストのコースも設ける。
「子どもたちが成長して、ここでの経験がそれぞれの糧になれば嬉しい。どんな道に進んでも、クリエイティブな瞬間が必ずあると思っている。自分で考え、イメージを形にする力は、後から豊かにするのは難しいから、発想力を豊かに育んでほしい」とMATAURICAさんは想いを語る。
関連サイト:
https://www.matsurica.co/