本町の手作り雑貨と服の店「Avance」が25周年 令和の仕立て屋が400人超の契約作家とオリジナルを制作
11/12(火)本町通りの手作り雑貨と服の店「Avance」が25周年
令和の仕立て屋が400人超の契約作家とオリジナルを制作
船橋駅南に広がる繁華街、船橋大神宮への参道でもある本町通りに店を構える手作り雑貨と服の店「Avance」(船橋市本町2-27-23、TEL047-495-2266)が今12月、開業から25周年を迎える。
店主の堀弘美さんは文化女子大学でテキスタイルデザインを学び、卒業後、大手繊維メーカーでデザイナーとして活動。退社後、フリーになり、ショップコーディネーター、インドを中心としたインポートデザイナーとして、海外での仕事に従事してきた。
2000年、個人で物作りしているクリエイター作品の素晴らしさや手仕事の温もりを届けるため、佐倉市・ユーカリが丘に現在の店舗の前身となるAvance をオープン、2006年3月に船橋に移転、現在の店舗を開店した。
20代~80代まで、400人以上のクリエイター・作家と取引があり、常時100人以上1000点を超える作品が店内に並ぶ。大島紬の着物など伝統的な和生地を使った服やバッグ、アクセサリーなどの小物も取りそろえる。
客層は40代以降の生活にゆとりのある女性客が中心。祖母の代からの着物や大切にしてきた反物などを持ち込み、堀さんと相談の上でリメイクやオリジナルの服に仕上げる。
堀さんはテキスタイルデザイナーやパターンナーとして20年以上の経験を持つベテラン。接客、採寸からデザイン、型おこしまで一人でこなす。縫製や仕上げは契約作家・クリエイターに依頼して最終製品として納品する。
商品引き取りの際、試着した客との細かい打合せや調整を丁寧に行う事からリピーターが増え、注文は立て込み25周年を迎える今でも年末まで仕事が詰まっている状況だという。
インターネット媒体やアプリもしっかり活用。電話や来店客対応はもちろ、Instagramでの発信や新規客からの受発注、LINE公式アカウントを活用した顧客管理など若年層から熟年層まで幅広く対応する。
最近始めたラッピングサービスは男性客が多く、インターネット通販などで購入した商品の持ち込みに対してプレゼントラッピング(600円~1500円)なども受けている。
営業時間11時~16時、日曜定休。