下総中山駅北口の「食堂Ao.」が1周年、 京都で修業した店主のおでんと魚料理が自慢

  2024/11/30
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11/30(土)下総中山駅北口の「食堂Ao.」が1周年

京都で修業した店主のおでんと魚料理が自慢

 JR下総中山駅北口から徒歩1分の場所にある「食堂Ao.(あお)」(船橋市本中山2-23-16、TEL 080-3014-3394)が、12月4日で開店から1周年を迎える。

 同店を営むのは、京都の料理店で修業した青山啓汰さん(30)と老舗和菓子店で修業した菜々美さん(30)夫妻。以前に東西線原木中山駅近くの店舗で、昼だけ間借りして「キッチンあお」を開いていたが、「自分たちの店を構える」という夢をかなえ、同店を開いた。

 店主の啓汰さんが「誰もが気軽にくつろげるよう内装を明るい雰囲気にした」と話す店内は、ゆったりとしたスペースにカウンター10席、テーブル席10席、小上がり10席の計30席を備える。

 青山さんの一押しは、おでんと新鮮な魚。「食堂Ao.の日替わり定食」は、シマアジやトロ鯖のレアカツ、ハムカツ、アラ煮付けなど「選べるメイン」から一品選び、そこにおでん4種と日替わり小鉢が付くというボリューム。

 日替わり定食は、選んだメイン料理により料金が異なり、「愛媛極上シマアジのレアカツ」(1,800円)、「天然魚のユッケ」(1,350円)、「トロ鯖の塩焼き」(1,300円)、「鶏の唐揚げ」(1,200円)など。「お米にこだわっている」というご飯はおかわり無料で、ソフトドリンクが付く。

 「一品料理のお勧めはお刺身。旬の魚を買い付けて盛り付けている」と話す「げた盛り」(2,000円)は彩り豊かな刺身を「げた」(木製の台)に盛って提供する。「『おでんの6種盛り』(950円)も人気」と話し、「うちのは特に大きい」という大根は出汁が飴色にしみ、柚子胡椒を添えて提供する。

 ドリンクも多彩で、クラフトビールは静岡県の醸造所「ベアードブルーイング」から取り寄せ、軽めの味としっかりとした味の2種類を用意。さらに、日本酒には特に力を入れ、「今日は9種類だが、これまで50種類以上扱ってきた」と話す。おでんを扱う同店ならではの「おでんの出汁で割った日本酒」や、手作りのゆず酒、モモ酒、生搾り酎ハイなど幅広く取りそろえる。

 子連れ客にも配慮し、唐揚げ、おでん、ごはん、ミニサラダ、セットドリンクがついた「お子様セット」(500円)も用意する。

 青山さんは、「お客様に元気になってもらえたら何よりうれしい。『街の人気者になろう』という京都で働いていたころの師匠の言葉を胸に、もっとたくさんの人が集まってもらえるような場所にしていきたい」と笑顔で話した。

 営業時間は11時~14時30分、17時30分~22時。不定休。

関連サイト:
https://www.instagram.com/shokudou_ao/

  • 旬の刺身の「げた盛り」

  • カウンター席

  • テーブル席と小上がりも合わせ、全30席

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