千葉スカイセイラーズがBCリーグに準加盟を表明　来季は交流戦を重ね、2026シーズンからBCリーグ本加盟目指す

12/2（月）千葉スカイセイラーズがBCリーグに準加盟を表明

来季は交流戦を重ね、2026シーズンからBCリーグ本加盟目指す

　船橋市に本拠地を置き、千葉県民球団として活動を続ける「千葉スカイセイラーズ」（船橋市松が丘3-64-22、TEL04-751-9887）が12月2日、ルートインBCリーグ（ベースボール・チャレンジ・リーグ）への準加盟承認を発表した。

　船橋市役所広報課の記者クラブで行われた記者発表には千葉スカイセイラーズ運営会社「株式会社千葉県閔球団」代表の杉山慎さん、ゼネラルマネージャーの小野真路さん、BCリーグ運営会社の株式会社ジャパン・ベースボール・マーケティング代表・上野馨太さんが参加。

　千葉スカイセイラーズは、2022年12月に結成。2023シーズンはベイサイドリーグに所属。しかし、リーグ所属チームの脱退、運営会社交代などもあり今季はNPBや独立リーグチームとの交流戦や地域貢献活動などをメインの活動に据え、BCリーグ加盟準備を進めてきた。

　11月26日、BCリーグ代表者会議で準加盟を審議、27日に準加盟が決まった。今季はBCリーグや他の独立リーグ、NPB所属チームとの交流戦などを行い、来年行われる加盟審査に臨む。

　BCリーグは現在7球団で運営。2025シーズンから山梨県の球団が加わることが決まっているという。来シーズンは8球団で運営、順調に進めば千葉球団が9チーム目として所属することになる。

　審査は、地域貢献や球団の経済性などをもとに判断するというが詳細は非公開。

　千葉球団は、地元での試合開催、船橋市をはじめとした近隣市教育委員会との連携で小中学校での出張授業や社会福祉協議会との連携した障がい者支援事業、地域でのゴミ拾い活動や子ども食堂の開催など地域貢献活動に特に力を入れてきたという。

　また、2023シーズンには球団所属の平山功太選手が読売ジャイアンツから指名を受けたため送り出している。

　「千葉は野球も盛ん、その分良い選手がいるが県外に出てしまう。地域貢献活動を行うとともに子どもたちが野球選手とふれあえる機会を増やしたい。地域からNPBに挑戦できる環境を作っていきたい」と意気込みを話す杉山さん。

　「地域での野球の振興、千葉県は野球熱の高い地域。リーグの千葉での認知向上も含め、千葉球団の活躍に期待している」と上野さん。

千葉県初のプロ野球独立リーグ新球団「千葉スカイセイラーズ」、地域に愛される球団を目指して

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  ルートインBCリーグ運営のジャパン・ベースボール・マーケティング代表・上野馨太さん（写真左）

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  千葉スカイセイラーズ代表・杉山慎さん（写真左）、同ゼネラルマネージャー小野真路さん