「新生・市船男子バスケ」ウインターカップ2024、「泥くさいプレー」で見せ場作るも2回戦で幕

  2024/12/26
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12/26(木)「新生・市船男子バスケ」ウインターカップ2024出場

「泥くさいプレー」で見せ場作るも2回戦で幕

 市立船橋高校(以下、市船。船橋市市場4-5-1)男子バスケットボール部は、高校バスケの日本一を決める「SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会」に2年ぶりに出場した。12月25日、東京体育館(東京都渋谷区)で行われた男子2回戦で、宮崎県代表の延岡学園高校と対戦し、74-102で敗退した。

 12月24日に行われた1回戦では、奈良県代表の天理高校と対戦し快勝。前半終了時点で31-29と僅差でリードし、後半も粘り強いディフェンスを維持して戦い抜き、最終的に73-61で勝利を収め、2回戦へ駒を進めた。

 25日、2回戦の対戦相手は、206センチを超える外国人選手を2人擁する延岡学園高校。第1クォーター終了時点で15-31とリードを許す苦しい展開となったが、市船は星野コーチが掲げる「泥くさくボールに食らいつくプレー」を体現し、ハーフタイムを40-52で迎えた。

 第3クォーターでは、カットしたボールからチャンスを作り、一時は10点差まで詰め寄る場面も見られたが、その後点差を縮めることができず、11点差のまま最終クォーターへ突入した。第4クォーターでは延岡学園が一気に得点を重ね、最終スコアは74-102となり、市船は2回戦敗退となった。

 試合後、今年から市船男子バスケ部のコーチに就任した星野拓海コーチは、「『新生・市船』として多くの方々に応援していただいていることを強く感じていた。ここで勝ち、シード校と戦いたかったが、チームが目指していた泥くさいプレーや、ベンチを含め最後まで諦めない姿勢は示せたと思う」と2戦を振り返った。

 さらに「こうしたプレーを通じ、市船の試合をまた見たいと思っていただけるような、魅力あるチームを目指していきたい。応援ありがとうございました」とコメントした。

 なお、同部の3年生はこの試合で引退となるが、2025年1月4日から6日にかけて、全国各地から強豪チームを招待する新人戦「千葉ジェッツふなばしカップバスケットボール大会」が予定されている。男子の会場は船橋アリーナ、女子の会場は運動公園体育館で行われる。男子チームは全12チーム、女子は14チームが参加予定。観戦無料。

  • カットからチャンスを生み出し、最後まで攻め続けた市船

  • ベンチもコーチも一丸となって闘った

  • 身長差のある選手にも果敢に挑んだ

  • 最後まで大きな声援を送った市船チーム席

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