第5回:祭りの見どころBEST5

  2025/10/7
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昼と夜で表情を変える佐原の大祭

佐原の大祭 秋祭りは、昼は山車の彫刻や大人形をじっくり鑑賞できる荘厳さ、夜は灯入れされた提灯が生み出す幻想的な雰囲気という、二つの顔を持つ祭りです。
町人たちが受け継いできた伝統の技と町並みの美しさが融合し、訪れる人の心を惹きつけます。

ここでは、2025年の秋祭りを存分に味わうために押さえておきたい見どころBEST5を紹介します。


① 山車整列 ― 町の誇りが並ぶ圧巻の光景

2日目(土曜日)10:40 万代橋先頭/15:40 入船橋公園先頭
14台の山車が町並みの大通りに整列する光景は、秋祭りならではの壮観な瞬間です。
各町内が丹精込めて守り継いできた山車が一堂に会し、囃子の音が響き渡るシーンは圧巻。
昼間に訪れることで、彫刻や大人形の細部をじっくり楽しめます。


② 揃い曳き ― 力強さと迫力を体感

2日目(土曜日)12:10〜
整列を終えた山車がそろって動き出す「揃い曳き」は、祭りの活気を肌で感じられるイベントです。
巨大な山車がゆっくりと動き出す瞬間は、町全体がひとつになる高揚感があります。


③ のの字廻し ― 伝統技が光る見せ場

山車が交差点で大きく円を描くように旋回する「のの字廻し」は、熟練の曳き手たちによる見事な技。
力強くも繊細な動きは、山車を操る曳き手と囃子のリズムが一体となって初めて完成します。
迫力満点の見どころとして、カメラを構える観客にも人気です。


④ 夜の灯入れ曳き廻し ― 幻想的な祭りの夜

日が暮れると山車に灯りが入り、町は一変して幻想的な夜祭りの舞台に。
提灯の灯りが大人形や金具の装飾を浮かび上がらせ、川面に映り込む光景は秋祭りならではの美しさです。
昼間の華やかさとは対照的な、静かな荘厳さを感じられます。


⑤ 手踊り ― 曳き廻しの合間に出会える祭りの華

曳き廻しの合間に、山車の前や沿道で披露される手踊りも見逃せません。
町内の女性や子どもたちが揃いの祭り衣装で踊る姿は、華やかさと温かみがあり、祭りの雰囲気を一層盛り上げます。
勇壮な山車とは対照的な、親しみやすい人の輪の風景は、佐原の祭りならではの魅力です。


撮影スポットと時間帯のおすすめ

  • 昼は**山車整列(万代橋・入船橋公園)**で山車の全景を撮影
  • 夕暮れ以降は小野川沿いで、川面に映る灯りを背景に幻想的な夜祭りを撮影
  • のの字廻しは動画で迫力を収めるのもおすすめ
  • 手踊りは昼と夜どちらでも楽しめるので、出会ったらぜひ足を止めてみて

佐原ならではの歴史と風景を味わう

佐原の祭りは、江戸時代から町人が守り伝えてきた山車文化と、歴史的町並みが織りなす唯一無二の祭礼空間です。
山車の迫力を間近で感じながら、合間に手踊りの和やかな風景にふれることで、祭りの多彩な魅力を体験できます。

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