船橋の「アイフルホームのあそべる家」が「第18回ペアレンティングアワード」受賞 子育て支援や地域の課題解決に取り組むコミュニティ拠点
12/1(月)船橋の「アイフルホームのあそべる家」が「第18回ペアレンティングアワード」受賞
子育て支援や地域の課題解決に取り組むコミュニティ拠点
船橋市運動公園前にあるモデルハウス型の子育て支援拠点「アイフルホームのあそべる家」(船橋市夏見台5-8-19。運営:LIXIL住宅研究所)が、子育て支援に貢献したサービスや人物を表彰する「第18回ペアレンティングアワード」のモノ・サービス部門を受賞し、授賞式が11月26日、東京都内で行われた。
ペアレンティングアワードは、複数の育児雑誌編集部が中心となって組織する実行委員会が主催し、その年の育児・子育て分野で話題性と社会的貢献度の高い「ヒト」「コト」「モノ・サービス」を選出するもの。2008年の創設以来18回目の開催となり、2025年のテーマは「ゆとりを生むスマート育児」。家事・育児の負担を軽減する商品やサービス、家庭外の支援環境などが多く選ばれた。
「あそべる家」は、モデルハウスとしての機能に加え、親子が自由に過ごせるコミュニティスペースとしての役割を担う施設。運営元であるLIXIL住宅研究所(東京都品川区)が「住まいづくりを通じて地域とつながる拠点を目指す」場所として、2022年に同施設を開設。地元企業「フィット」(市場1)と協力して運営することで、より地域に密着した人が同施設の運営管理を担い、地域の子育て世帯が気軽に立ち寄れる居場所として活用されている。
室内には木の温もりを感じるフローリングや畳スペースが設けられ、絵本やおもちゃも常設。週末だけでなく、平日でも似たような興味を持つ人同士が集まれるイベントを開くなど、多世代交流の場としても機能している。
今回のアワードでは、同所のほか、時短になる家事家電や幼児食ブランド、育児アプリ、スキンケア用品など全18のモノ・サービスが受賞。ヒト部門では俳優の杉浦太陽さんやタレントのpecoさん、芸人のバービーさんら8組9人が、受賞した。コト部門では、自治体による育児制度や子ども支援プロジェクトが選出された。
アイフルホーム担当者で船橋市在住の清須初乃さんは「家づくりだけでなく、地域に根ざした子育て支援を評価いただけたことが大きな励みになる。今後も誰もが安心して子育てできる環境づくりを進めていきたい」と話す。「私は関西出身で、知らない場所で子育てするのは最初は不安があった。地域の施設に助けられた自分の経験からも、こうした居場所は各地域になくてはならないものだと思う」とも話す。
開館時間は平日10時~17時、水曜定休。利用は原則無料で、事前予約制。イベント情報は公式サイトやSNSで発信している。










