新京成電鉄で「ふなっしートレイン」再び、ふなっしー地上降臨10周年と新京成開業75周年を記念して
4/20(水)新京成電鉄で「ふなっしートレイン」再び
ふなっしー地上降臨10周年と新京成開業75周年を記念して
新京成電鉄(本社:鎌ケ谷市くぬぎ山)は4月21日から「ふなっしートレイン」を5年ぶりに運行するにあたり、報道陣を対象とした「出発式」が4月20日、くぬぎ山車両基地で行われた。
同電鉄では2017年、新京成電鉄開業70周年の際、船橋市非公認のご当地キャラクターであるふなっしーの地上降臨5周年を記念したコラボレーション企画を実施。電車側面にふなっしーがデザインされた「ふなっしートレイン」を運行したほか、スタンプラリーや企画乗車券、限定グッズの販売だけでなく、梨の時期でもある8月には「梨の聖地」とした三咲駅が「みさっきー駅」として装飾され、その時期には三咲駅の利用客が10%増加したという。
今回は新京成電鉄開業75周年、ふなっしーの地上降臨10周年を記念したコラボレーション企画の第1弾として、ふなっしーとその仲間で装飾されたラッピング電車「ふなっしートレイン」が4月21日から運行開始となる。
ふなっしートレインは8800形6両の1編成で運行、2022年12月末ごろまで運行予定。運行スケジュールは新京成電鉄オフィシャルサイトで発表されていく。車体の両サイドにはふなっしーの地上降臨10周年記念ロゴとともに、ふなっしーとふなっしーの仲間の写真がデザインされ、先頭車両にはオリジナルヘッドマークも掲出されている。
鉄道事業本部鉄道営業部長・宮路慎一さんは「ふなっしー、地上降臨10周年おめでとうございます。新京成電鉄も75周年を迎え、この場を借りて御礼申し上げます。ふなっしーは全国的に非常に人気があり、大活躍している。ふなっしーにはさらに活躍していただいて、これからさらに船橋市を盛り上げていただきたい。新京成は全国的にはまだまだ知名度が低いが、このイベントを機会に多くのみなさまに感謝の気持ちをお届けしつつ、新京成電鉄をご利用いただき、沿線の魅力を感じていただければ」と挨拶した。
ふなっしーは「まさか2度も、自分の顔がプリントされた電車が市中を走るなんて夢にも思いませんでした。ほんとにほんとに感謝してるなっしー。みんなの夢と笑顔をのせて新京成は走るなっしー」と挨拶。
地上降臨10周年を迎えた気持ちを聞かれたふなっしーは、「感無量です!」とひと言。「ぽっと出でふらふらしていたキャラクターがこうやって10年やってこれたのはみなさんに応援していただいたおかげでありますし、船橋の方々、地域の方々のおかげ。すべての方々に感謝してるなっしー、ありがとうございますなっしー!」と報道陣に伝えた。
「ふなっしートレインがもしかしたら見られるかも」と車両基地沿いの道を散歩していたりょうと君(4)は「ふなっしートレイン、かっこいい。明日になったら乗りたい」と新京成電鉄のストラップがついたカメラを片手に、笑顔を見せていた。
同電鉄では、今後、スタンプラリーなどのイベント、オリジナルグッズの販売も予定している。問い合わせはどう電鉄お客さま案内番号(047-389-1249)まで。電話受付は平日の9時~12時、13時~17時30分。