東武百貨店船橋店で「20歳のソウル」公開記念で「名場面展」やロケ地マップ掲示、今後は「ロケ地ラリー」も開催予定

船橋

2022/5/1


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5/1（日）東武百貨店船橋店で「20歳のソウル」公開記念で「名場面展」やロケ地マップ掲示

今後は「ロケ地ラリー」も開催予定

　東武百貨店船橋店（船橋市本町7-1-1）で、船橋が舞台の映画「20 歳のソウル」全国ロードショーに先駆け、4月27日から「『20 歳のソウル』公開記念フェア」を開催している。

　映画「20歳のソウル」は、2018年8月に発行されたノンフィクション小説「20 歳のソウル　奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド」（幻冬舎文庫）が映画化されたもの。4月28日には都内で完成披露試写会が行われた。

　同ストーリーは船橋市立船橋高校吹奏楽部員だった浅野大義（たいぎ）さんと、市船吹奏楽部の絆が生んだ奇跡をたどったもの。同校に代々受け継がれている応援曲「市船soul」は浅野さんが吹奏楽部員だった当時、野球部を応援する曲を作りたいと作曲。その楽曲は、運動部員たち、共に青春を過ごした吹奏楽部の仲間たちを勇気づけ、さらには病にかかった浅野さん自身にも生きる力を与えた曲になったという。

　今年で45周年を迎える東武百貨店船橋店は「50周年に向けて地域貢献の取り組みをより強化し、『地域・沿線のお客様のマイストア』を目指します。市立船橋高校吹奏楽部の絆が生んだ希望と感動の物語を一人でも多くの方に知っていただきたいという想いから、映画『20 歳のソウル』を応援しいています」と同企画を開催。「20歳のソウル」製作委員会が協力、船橋市観光協会が後援しての開催となる。

　同店7階レストラン街に特設した会場では「名場面展」を開催。映画の中でも特に印象的なシーンの展示や撮影中のメイキング写真も展示する。そのほか、ロケ地である市立船橋高校や海老川ジョギングロード、船橋市運動公園野球場、市民文化ホールなどを含む「ロケ地MAP」も展示。

　浅野大義さん役の神尾楓珠さん、宮田夏月さん役の福本莉子さん（福本さんの放送は5月上旬開始）による特別店内放送も実施。市内のロケで印象に残った場所についてもコメントするほか、「市船 soul」の軽快なリズムも放送されている。

　さらに6階「旭屋書店」、地下1階食品サービスカウンターでは映画「20歳のソウル」の「ムビチケ」を特典クリアファイル付きで販売。同所での購入者には非売品「しおりステッカー」もプレゼントされるという。

　「Twitter投稿キャンペーン」では、船橋東武Twitter公式アカウント（@f_tobu_chiiki）をフォローし、店内各所に掲出しているポスターや、北口バスローターリーに面した壁に掲出されている全長約20mの懸垂幕などを撮影して「#船橋東武で20歳のソウル応援」のハッシュタグをつけて投稿すると、抽選で10人にチケット付サイン入りポスターが贈られる。同キャンペーンは5月9日まで。

　同店の名場面展を観覧していた市内在住の主婦は「先日モニター試写会で映画を見たばかりなので、この名場面展を見ているだけで涙が出ます。浅野大義くんと自分の子どもたちは同世代。近くに住んでいたのにそんなことがあったことを全く知らなかった。映画の告知を通して市船吹奏楽部ことを知り、いつか生演奏の『市船soul』を聴いてみたいと思っています」とハンカチを片手に話した。

　公開記念フェアは6月21日まで。第2弾として「ロケ地ラリー」も開催を予定している。