船橋・三咲地区社会福祉協議会が「三咲地区地域ガイドブック」刊行、地域の人々に役立つ情報を「見える化」
5/10(火)三咲地区社会福祉協議会が「三咲地区地域ガイドブック」発行
地域の人々に役立つ情報を目に「見える化」
三咲地区社会福祉協議会(船橋市三咲3-5-10、TEL 047-440-2161)が今年3月、三咲地区の情報をまとめた「三咲地区地域ガイドブック」を発行した。
「地域の特色を知った上で、地域の人々に役立つ情報を作ろうじゃないかと制作委員会を立ち上げたのは、昨年の夏くらいでした」と話すのは、同協議会会長代理であり、同ガイドブックの編集責任者の舟岡昭郎(あきお)さん。
制作委員会ではどんな内容を盛り込むかを話し合い、「これは便利だ」「知って良かった」となる内容を考え、生活に直接有益な情報をと考え絞り込んだ。さらに図表や写真を多用し、「見える化」を目指したという。
同書は生活編と福祉データ編の2部構成で、生活編には三咲地区の歴史や地勢などの概要から、公共機関、医療、買い物、交通、公園、防災、福祉に関わるものを、福祉データ編では、人口推計や高齢化率、小中学校の学区図、交通事故や犯罪の発生状況などをデータで掲載している。
「命に関わる病院や消防以外にも、今回特に重視したのが、公共施設の郵便局や郵便ポスト、災害時の連絡に利用できる公衆電話、AEDなどの設置場所についてです。これらも必須と考え、設置場所を区域図に図示しました」と舟岡さん。三咲地区限定マップを作り、初期情報を落とし込み、さらに実際歩いて設置場所を確認したという。
今回の制作で見える化したことにより、昨今新京成電鉄沿線に造成された戸建て住宅団地には、それらの設備が少ないこともわかったという。「三咲地区社会福祉協議会としてもさらに地域実態把握に努めなければならないと思います」とも舟岡さんは話す。
冊子はA4サイズ、フルカラー、58ページ。発行部数は400部。三咲地区町会自治会に配布した。