船橋出身オーナーの量り売りショップ「Reeha(リーハ)」が薬円台のカフェで出店、普段は千葉県多古町「わたことり」内で営業

  2022/5/21
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以下は 2 年前に書かれた内容です

5/21(土)船橋出身オーナーの量り売りショップ「Reeha(リーハ)」が薬円台のカフェで出店

普段は千葉県多古町「わたことり」内で営業

 おやつカフェ「koyausagi」(船橋市習志野台4-29-7)の一画で5月19日、量り売りショップ「Reeha(リーハ)」(香取郡多古町南中1723)が出店した。

 同店は4月29日に、オーナーの勝又萌さん(29)が母親と一緒に多古町に親子の居場所としてオープンした「和空間わたことり」内に出店。京都にある「斗々屋(ととや)」と東京・国分寺にある斗々屋の直営店「nuebyTotoya」から仕入れたナッツ、チョコレート、パスタ、塩などのこだわりの食材を量り売りする店で、千葉県初出店となる。

 勝又さんは船橋育ち。習志野台中学校、県立船橋二和高校を卒業。「おやつカフェ『koyausagi』での出店は、元々母が知り合いだったこともあり、私が新しく事業をすることを応援してくれて、船橋での最初の販売場所として実現しました」と勝又さん。

 コロナ禍で皿やコップなどプラスチックの需要が高まったことで、「プラスチックを減らす仕事がしたい」との思いで、現在仕入先の量り売り専門卸「nuebyTotoya」で研修を受け、オープンに至った。

 店名の「Reeha(リーハ)」は「Re」 regeneration (再生)、「e」 environment (環境)「h」 human (人間)、「a」 animal (動物)を表し、人間、動物、環境問題を再生したいという思いを込めているという。

 ゴミをゼロにする「ゼロ・ウェイスト」と脱プラスチックを目指し、食品を入荷する時の個包装を行わず、品物が入っていた袋も送り返してリサイクルしている。また、買った商品は買い物する側が持参したタッパーやガラス瓶に入れて持ち帰るほか、持ち帰り容器の販売もしていることでゴミを減らす工夫をしている。

 「量り売りの店は元々やりたかった。生活になじみのある買い物で、環境問題に関心のある人も無い人も、楽しくエコを実践してもらえたら」と勝又さん。

 勝又さんのおすすめは「ドライバナナ」(100g/1,007円)。バナナ1本分を乾燥し、旨味と甘味が凝縮されている。また、チョコレートの「ショコラノワール」(100g/864円)はビーガン、グルテンフリー対応で、フェアトレードにもなっている商品だという。

 「地元船橋市での出店ができてうれしい。まだ馴染みのない量り売りの販売方法が、多古町や船橋市のみなさんにニーズがあるのかを知りたい」と話す勝又さん。

 この日来店した人からは「新しい販売方法。タッパーや瓶を持ってくる手間も楽しい」「安心安全な食品を、食べたい分だけ選んで入れられるのが楽しい」などの声が聞かれた。

 「どんな方にも気軽に来てもらいたい。子育て中のお母さんも買い物は日常に必要なもの。コロナ禍で人とのコミュニケーションが希薄になった今だからこそ、会話しながら楽しく買い物してもらえたら」と笑顔を見せる勝又さん。

 今後、月2回程度おやつカフェ「koyausagi」での出店を検討中。多古町「和空間わたことり」でのオープン日は、水・金曜、第1・2土曜の10時〜16時。

 問い合わせや出店情報は同店のインスタグラム(@reeha_store)で確認できる。

  • 瓶に入った食材や、勝又さんが育てる野菜の販売などもある

  • 客が自身で容器に好きな食材を入れ量る

  • 瓶につめたナッツやチョコレートと、新聞バックに入る勝又さんが収穫した梅

  • 最低20gから好きな量を買える

以上は 2 年前に書かれた内容です
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