船橋・坪井のチアリーディングクラブ「SKEWES(スキューズ)」の2チームが全国優勝、3年ぶりのリアル開催大会で
5/25(水)坪井のチアリーディングクラブSKEWES(スキューズ)の2チームが全国優勝
3年ぶりのリアル開催大会で
坪井公民館(船橋市坪井町1371)を中心に活動している「ふなばしチアリーディングクラブSKEWES(スキューズ)」が5月24日、2つのチームが全国選手権大会で優勝したことを松戸徹市長と松本文化教育長に報告するため、船橋市役所を訪れた。
同クラブは、3月26日に幕張メッセで開催された「USA All Star Nationals 2022」(全国選手権大会)に出場。同大会は、地区予選から1500を超えるチームが参加するチアリーディング・ダンスの最大級の大会。高校生も出場できる「Senior 編成 Cheerleading 部門 LEVEL2 Small」と小学生以下で構成される「Youth 編成 Cheerleading 部門 LEVEL1 Medium」の2部門に参加した2チームがそれぞれ優勝した。
スキューズは、市立船橋高校出身で日本体育大学チアリーダー部時代に日本一になった経験を持つ中川陽子さんが、2009年に結成したチアリーディングチーム。坪井公民館を拠点に活動し、3歳から中学3年までの約50人が活動している。
同チームは2014年から毎年全国大会に出場し、2018年には「USA All Star Nationals 2017」で優勝、その後の米国カリフォルニア州での「UCAチアリーディング全米選手権大会」の「Level 2 Small Junior A部門」で優勝した経験を持つ。
コロナ禍で大会が中止になり、今回は3年ぶりのリアル開催の大会出場だという。「練習場所の公民館が閉まっていて活動がなかなかできず、本格的に練習を再開したのは約半年前です」と話す中川さん。公民館が使えない時は屋外や自主練をしながら練習を積み重ねてきたという。「練習もなかなかできない中で、また一から作ったチームで1位になれたのはうれしい」と喜びを話した。
昨年のリーダーの益﨑理央さん(坪井中3年)は、「3年ぶりの大会で緊張しましたが、楽しんで演技ができました」と話し、今年のリーダーの藤谷埜乃さん(習志野台中2年)は「新しいメンバーで世界大会出場を目指してがんばりたい」と目標を話した。
松戸市長は「スタンツの練習を中止にしたり、思うような練習ができなかったと思いますが、団体演技で優勝できて素晴らしい。学校が違ってもみんなで1つの目標に向かうのはエネルギーになる。これからもスキューズの新たな歴史をみなさんで作ってがんばってほしい」とエールを送った。
松本教育長は「大会の時には皆さんの心が1つになれて優勝できたのだと思う。これからは思い切り練習ができる環境になると思うので、またいい成果が出るよう応援しています」と話した。