No.13 移住してオープンした五感を育む絵画造形教室「アトリエTecoTeco」茂原市押日

2022/6/6


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以下は 2 年前に書かれた内容です

2022年4月にオープンしたばかりの絵画造形教室「アトリエTecoTeco」にお邪魔してきました。光と風が気持ちよく通り抜ける、間仕切りのない空間は、松本龍介さん、麻衣さんご夫妻がDIYでリフォームされたそうです。ご主人の龍介さんが造形担当、奥様の麻衣さんが絵画担当の先生です。また、麻衣さんは日本画の個展も開催されている現役で新進気鋭の画家でもあります。

五感を育み一緒に楽しむ教室

お話を伺った松本ご夫妻からは、生徒さんの感性を全て受け入れ、思うがままに表現することを手助けするのが喜びだという姿勢が、優しい雰囲気からも溢れていました。表現したいものに触れる、嗅ぐという事にゆっくりと時間を費やし、五感を育むことを大事にする為、個別にカリキュラムを組んでいるそうです。教えるのではなく、一緒に楽しむ教室なのです。お二人の包み込むような優しさを感じました。

移住したいきさつは何ですか？

造形をするのに音が近隣の迷惑にならない場所で、アトリエとして活用できる広い家を探していました。絵画造形教室は、ここに決めてから始めることを考えたんです。移住して1年位だそうですが、今では駐車場を提供して頂けるほど、近隣の方からも応援されているそうです。

これからこの場所でどんなことをやっていきたいですか？

自然豊かな環境の集落で、荒れてしまっている裏山の整備をしながら、様々な作家さんや職人さんとコラボしたワークショップを開催して、地域交流の場にしていきたいです。教室の中でも、外でも「表現することの楽しさ」を広げていきたいと思っています。

アトリエの入口に設置されているボックスのチラシやパンフレットは、自由に持っていける作りになっています。ちょうど近隣のお散歩コースになっているそうで、常に補充するほど興味を持っていただいていますと、笑顔で話されていました。移住されてきた方より、その周辺にお住まいの方の方が、どんな方が住み始めたのか？気になっているのでしょうね。チラシを手に取ってもらい、どんなことをしているか知ってもらう事も、集落に溶け込み暮らしていくヒントになっているのかもしれませんね。

ホワイトボードには生徒さんが描いた可愛い絵が残されていました。今回の取材でお二人から、いくつになっても、どんなことにも興味や関心を持ち楽しむ事を教えて頂き、わくわくしました。是非、麻衣さんの個展にもお立ち寄りください。　取材・ライター　女将こと牧由美

DATA　絵画造形教室「アトリエTecoTeco」
茂原市押日165
0475-36-5037
お問い合わせ　atelier-tecoteco@outlook.com
駐車場　有
HP https://ateliertecoteco.weebly.com/
松原麻衣展ーなみのこりー
2022.6.28（火）～7.3（日）　JINEN GALLERY
12時～19時＊金曜20時まで
最終日16時まで
月曜休廊
東京都中央区日本橋小伝馬町7-8久保ビル3F