市内硬式野球チーム「船橋リトルリーグ」が全国大会へ、今年50周年の伝統あるチーム
6/20(月)市内硬式野球チーム「船橋リトルリーグ」が全国大会へ
今年50周年の伝統あるチーム
市内硬式野球チームの「船橋リトルリーグ」が5月22日に「MLBカップ2022 東関東連盟予選」で優勝し、7月29日から始まる「MLBカップ全国大会本選」へ初出場することが決まった。
同チームは小学生を対象とした市内唯一の硬式野球チームで、今年で50周年を迎える。リトルリーグとは、アメリカ合衆国発祥の少年少女を対象とする硬式野球のリーグ。アメリカと同じクラス分けとなり、幼稚園年中(5歳)〜小学3年8月までの選手が所属し、ティーボールという柔らかいボールを使う「ジュニア」、小学3年9月~小学5年8月までの「マイナー」、小学5年9月~中学1年8月までの「メジャー」クラスに分かれている。今回全国大会に出場するのは、「マイナークラス」の選手ら。
「マイナー」の選手らは、26リーグが所属する東関東連盟予選で見事優勝し、「MLBカップ全国大会本選」へ出場する。同大会は復興支援の一環として始まったもので、決勝トーナメントは宮城県石巻市で開催され、今年で7回目となる。「元気で明るい子が多くて、絶対全国に行くという強い気持ちが全員にあった」と話すのは、マイナーの監督の斉藤高大さん。「小さい頃から地道に練習を重ね、ようやく実を結んだと思う」と全国大会初出場の喜びを話した。
二和グラウンド(船橋市二和西2-1)と鈴身グラウンド(鈴身町415)を練習拠点とし、毎週土曜日曜に練習に励む。鈴身グラウンドには手作りのバッティングコーナーも。平日は各自素振りや鳥栖バッティングなどの自主練もしているという。
40年以上監督などを務める石井重夫さんがほぼ毎月発行している手作り新聞の「船橋リトル」にもあるように、「とにかく、子どもたちが野球を好きになることをモットーとしている」と話す船橋リーグ会長の山田洋孝さん。キャプテンの鈴木晴太くん(高根東小5年)は、「チームワークがいい。全国大会では他のチームも強いので、一戦一戦大事にして集中してがんばりたい」と力強く話した。またピッチャーの不破一勇稀(いゆき)くん(高郷小5年)は「全国に行けることが決まった時はうれしかった。全国大会では気を引き締めてがんばる」と意気込みを話した。