船橋の作家・森沢明夫さんのヒット作「大事なことほど小声でささやく」映画化に向けてクラウドファンディング実施
9/14(火)船橋の作家・森沢明夫さんのヒット作「大事なことほど小声でささやく」映画化
向けてクラウドファンディング開始
船橋市出身・在住のベストセラー作家・森沢明夫さんの大ヒット小説「大事なことほど小声でささやく」が映画化、これを応援しようというクラウドファンディングが8月に立ち上がりひそかに盛り上がりを見せている。
森沢明夫さんは、葛飾小学校、葛飾中学校の卒業生。現在も船橋市内在住のため小説やエッセイなどで地元・西船橋に関する細かい風景描写などを盛り込み、地元ファンの間で根強い人気を誇っている。
これまでにも、吉永小百合さん主演、阿部寛さん竹内結子さんら出演の「ふしぎな岬の物語」、有村架純さん主演「夏美のホタル」、池脇千鶴さん出演「きらきら眼鏡」など数々の作品を映画化させ、高倉健さん主演「あなたへ」では映画の原作小説執筆も手掛けている。
今回映画化される「大事なことほど小声でささやく」は、森沢作品の中でもファンからの映画化を望む声が多かった作品。2013年発表、2015年に文庫化され9版まで重版しているヒット作だ。
小説の舞台はマッチョでオカマのゴンママとバーテンダーのカオリちゃんが切り盛りするスナック「ひばり」。スナックに出入りする個性の強いメンバーの話がオムニバス形式で展開されていく作品で、それぞれの悩みに合わせて提供するカクテルを求めて集まる人と人とがつながっていく。
ゴンママは、昼間はジムで体を鍛え続け、夜はジム仲間が集うスナックを経営している。万年課長補佐のサラリーマンや謎の美女、紙ヒコーキ好きの高校生、還暦を過ぎてもお盛んな広告代理店社長といった年齢も性別もバラバラな登場人物たちが展開するヒューマンドラマが「身近にこういう人いる!」「まるで自分みたい」と共感を集めている作品。今回映画化されるのは、歯科医師の四海良一のエピソードを掘り下げたものだという。
メガホンをとるのは、横尾初喜さん。佐世保市出身で2017年映画「ゆらり」で商業映画監督デビュー。柔らかな映像美と繊細で暖かな演出を得意とする監督で、妻は女優の遠藤久美子さん。
脚本を担当するのは、谷碧仁さん。1991年生れ、愛知県出身。2013年に劇団「時間制作」を旗揚げ。これまでに、いじめ、性同一障がい、地域差別など社会の現実を生々しい感情と重層的で綿密な構成で描き、若い層を中心に支持を集めているという。
キャストは、ゴンママ(権田鉄雄)役に後藤剛範さん。歯科医師のセンセー(四海良一)役に深水元基さん。四海由佳役に遠藤久美子さん、カオリ役に田村芽実さん、ミレイ(井上美鈴)役に峯岸みなみさん、シュン(国見俊介)役に遠藤健慎さん、ケラ(本田宗一)役に大橋彰さん、シャチョー(末次庄三郎)役に田中要次さんが決まっている。
撮影スケジュールとしては、2021年8月下旬から撮影が始まっている。9月からは編集に入り、今年12月には初号(スタッフ用の試写)。2022年公開を予定しているという。クラウドファンディングの締切は11月30日。リターンとしては、以下のように設定されている。
【クラウドファンディングのリターン】
2000円…監督直筆お礼メール
4000円…限定デザインチケット
1万2000円…森沢明夫先生直筆サイン入り小説
1万5000円…出演者サイン入り台本ほか
1万5000円…パンフレットに名前掲載ほか
1万8000円…深水元基サイン入り限定チケット&Mouteeコラボ限定Tシャツほか
2万円…限定デザインDVDほか
2万円…監督と共に鑑賞、特別試写会ご招待ほか
2万円…撮影風景毎日公開、台本&秘密のFacebookグループ招待
5万円…スナック「ひばり」のまかない、メイキング写真エンドロールクレジット(8月23日締め切り)
5万5000円…リターン盛りだくさん 詳細はサイト参照
クラウドファンディングサイト↓
原作:森沢明夫×監督:横尾初喜 ポップで愉快なヒューマンドラマ『大事なことほど小声でささやく』 映画化応援プロジェクト! – クラウドファンディングのMotionGallery (motion-gallery.net)