薬円台に管理栄養士が店主の総菜と焼き菓子の店「茶た屋」がオープン、季節感のある料理をテイクアウトで
7/2(土)薬円台に管理栄養士が店主の総菜と焼き菓子の店「茶た屋」がオープン
季節感のある料理をテイクアウトで
新京成線薬園台駅近くのアパートの2階にテイクアウト専門の総菜と焼き菓子の店「茶た屋(ちゃたや)」(船橋市薬円台1-1-7A201、TEL 080-4135-3231)が6月28日、オープンした。
店主は管理栄養士の立山朋佳さん(24)。船橋育ちで七林中学校を卒業。幼い頃から食べることも作ることも好きだったことから、女子栄養大学で管理栄養士の資格を取得し、病院の管理栄養士として1年半勤めた。
いつか自身の店を持ちたいとの思いを抱いていたという立山さんは、親戚が住んでいた同所が空いたことから、リフォームしオープンに至ったという。店内のリフォームは立山さんが家族と行い「棚は父が作り、壁は私が塗りました。お客さまが安心して買い物できるように、白い壁で清潔感のある店内を意識しました」と立山さん。
店舗面積約8坪の店内は厨房のみで、販売については玄関先か階段下で行う。「高齢者や子連れでも買い物しやすいよう、階段下にインターホンを設置しました。実際に見たい方は階段を上がってきても購入できるようなスタイルです」と立山さん。
店名の「茶た屋」は飼い猫の名前が「チャ太」なこと、唐揚げなどの茶系の総菜は皆に愛されていることから、店が地域の人々に愛されるようにとの願いを込めているという。
メニューは日替わりで、肉、魚、野菜系の総菜が3種類と「全部のせ弁当」(850〜980円)のほか、焼き菓子(マドレーヌ、パウンドケーキ、クッキーなど)が2種ほど(120〜200円)。
「季節感があるほっこりする料理を意識しています。野菜をたっぷり使い添加物を使わずに手作りしています」と立山さん。
焼き菓子の特徴は、小さく仕上げていること。「学生の頃の恩師が、薄い味噌汁を1杯より、おいしいお味噌汁を半分の方がうれしいでしょとよく言っていたのを思い出し、健康に気を使っている人でも気軽にご褒美として食べてもらえる小さめサイズにしようと決めました。小さい分、重量感を感じる配合にしているので満足感を得られるお菓子です」と話す。
来店者の女性は「子どもと散歩中に見つけてオープンを楽しみにしていました。仕事をしているので、帰りに健康に良い総菜を買えるのがうれしい」と話す。
立山さんは「まだ茶た屋のだし巻き卵の味が決まっていないのでそれを完成させて販売したい。私が育った地元で『いつもここにある店』と感じてもらえるような存在になり、地域のみなさんの役にたちたい」と意気込む。
営業は火曜=11時~14時・17時~20時、土曜=11時~14時。弁当や総菜の事前予約も可能。
インスタグラム@chataya_y