船橋駅近くに小籠包の店「上海点心酒場 八饅宴」、本場の味にこだわり皮から手作り
7/15(金)船橋駅近くに小籠包の店「上海点心酒場 八饅宴」
本場の味にこだわり皮から手作り
京成船橋駅から徒歩1分の路地に「上海点心酒場 八饅宴(はちまんえん)」(船橋市本町4-45-13 セブン本町4番館B)が6月13日にオープンした。同店は上海料理、台湾料理を中心とした中国料理と日本料理を提供する居酒屋で、市内に「元祖参佰宴」、「焼肉宴山」などを運営する丸宴グループが経営している。
店の入り口には3人掛け3卓とカウンター3席のテラス席を用意。中に入ると左手に食券の自動販売機があり、テラス席とテイクアウトはここで食券を購入する。右手の階段を上ると赤を基調とした中国らしい明るい内装で、中国から仕入れた華やかな照明器具や金色の壁紙が特徴的。28坪の店内には、カウンター4席、2人掛け3卓、4人掛け6卓、5人掛け1卓、6人掛け1卓を用意。
オーナーの鈴木了司さん(50)は「2005年に初めて店をもったが、それよりも前、27年位前に上海に行った時に食べた小籠包の美味しさが忘れられず、いつか本物の小籠包の店をやりたいと思っていた」と話した。鈴木さんは上海には40回以上行ったことがあり「小籠包は現地ではB級グルメ。店によって味が違い奥深い」とも。
鈴木さんのこだわりである小籠包などは、上野アメ横の中国料理店「平成福順」にスタッフを一カ月間派遣し皮づくりから学ばせている。同店では店内厨房で皮を毎日作り、餡は豚肩肉などを使用し手間をかけて作っていると言う。
同店では「小籠包」(4個605円)の他に「焼き小籠包」(4個550円)、「上海大ワンタンスープ」(660円)、鶏むね肉を平たくたたいて油で揚げた「大鶏排(ダージーパイ)」( 500円)などが特徴的。
ランチタイムには、スープ、ザーサイ、杏仁豆腐がついたランチ定食(825円~)を提供している。飲み物は種類が豊富で紹興酒は6種類そろえている。
鈴木さんは「船橋のみなさんに上海B級グルメを味わってほしい」と呼びかけた。
営業時間は11時30分~14時30分( L.O.14時)、16時~23時30分( L.O.23時10分)。不定休(事前に要確認)。