300年続く「湊町八剱(やつるぎ)神社本祭り」、神輿のゆすり込みも

  2022/7/19
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7/19(火)300年続く「湊町八剱(やつるぎ)神社本祭り」

神輿のゆすり込みも

 3年に1度開催される「湊町八剱(やつるぎ)神社本祭り」が7月12日から開催され、各町の神輿(みこし)ゆすり込みが7月16日から3日間行われた。

 神社創建から約300年続く同祭りは、家内安全、厄病退散、海上安全、大漁豊漁、五穀豊穣などの願いを込めて行われている。船橋大神宮境内で八剱神社例大祭、出御の儀式が行われた後、湊町八剱神社本祭りが始まった。

 本祭りは3年に1度行われ、湊町連合自治会が主催し、湊町の12町会が当番町を持ち回りで担当しながら受け継がれている。今年の当番町会は西六(湊西六自治会)。同会の滝口さんは「今年の本祭りはゆすり込みをするかどうか何度も検討しましたが、開催できてよかったです」と話す。「当番町会は36年に1度のことなので、光栄です」とも。

 ゆすり込みとは、神輿を漁師の船に、神輿を支える人たちを波に見立てて、二天棒(担ぎ棒が二本)の神輿を左右に大きく転がすように揺らすこと。天候にも恵まれた最終日の18日は、足を止めてゆすり込みの写真を撮ったりする人の姿も多く見られた。

 今回は、山車の上でお囃子やばか面を披露するなど、内容については町会ごとに決めたという。参加者は「子どもたちのばか面踊りを披露する場がなくてかわいそうですが、ひとまず本祭りは開催することができてよかったです」と話した。

  • 次の町会に移動する神輿をのせた車

  • 山車の上でお囃子と踊りを披露

  • 当番町会「西六」の子どもたち

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