船橋市内の各梨園で梨の直売始まる、二和「船芳園」では通販限定で新種「トーキョーEllie」を販売
8/7(日)船橋市内の各梨園で梨の直売始まる
二和「船芳園」では通販限定で新種「トーキョーEllie」を販売
市内の各梨園では今季の梨の直売が8月初旬から始まっているところが多く、「船芳園」(船橋市二和東2-6-1 TEL 047-448-2158)では8月6日、今季初となる梨を収穫、9時から同園の直売所で販売を開始した。
「船芳園」の直売所では6日の販売開始直後に店頭に列ができ、スタッフは地方発送などの対応に追われていた。加納芳光さんは「今年の幸水は日照時間が長く甘くて上々の出来栄えだが、ここ数年船橋市内全体で梨の収穫量が減ったせいか、お客様のご希望に応じるのが難しくなっている」と話した。この日は開店後30分で2~2.5kg入りの袋は売り切れたという。幸水の収穫は8月末くらいまでとなり、その後「豊水」「秋月(あきづき)」などの品種の収穫が続く。
同園では数は少ないが新種の梨も栽培する。通販サイト「エコチョク」限定で「甘ひびき」や新種「トーキョーEllie(エリー)」と「幸水」をセットにした商品を販売している。
「エコチョク」とは船橋市出身の村瀬雄太さんら3人が立ち上げた「ファームコネクト」(船橋市二和)が運営する通販サイトで、食の安全と環境に配慮し、公的に認定を受けた農家が栽培する作物のみを取り扱っている。
新種の梨「トーキョーEllie」は福島県で開発され2020年に初出荷されているが「おそらく千葉県では初めての出荷だと思う。幸水や豊水のような甘さで日持ちが良く、皮に光沢があるのが特徴」と加納さん。
「エコチョク」の村瀬さんは「同サイトでは県内外の農作物も扱っているが、梨は加納さんなど船橋市内の農園の他に鎌ケ谷や市川の梨も販売していて好評です」と話す。
関連サイト:「エコチョク」https://ecochoku.com://