映画「20歳のソウル」県内での再上映決定、TOHOシネマズ船橋とT・ジョイ蘇我で期間限定上映へ

  2022/8/10
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8/10(水)映画「20歳のソウル」県内での再上映決定

TOHOシネマズ船橋とT・ジョイ蘇我で期間限定上映へ

 船橋市内で撮影、市立船橋高校吹奏楽部を扱った映画「20歳のソウル」は一旦、千葉県内での上映が全て終了していたが、8月11日TOHOシネマズ船橋ららぽーと(船橋市浜町2-1-1)を皮切りに各所で「市船甲子園出場」を記念して再上映されることがわかった。

 取材日時点で千葉県内の映画館で上映が決まっているのは、毎週木曜日限定で上映する「TOHOシネマズ船橋ららぽーと」(10日時点で11日分のチケットは完売)、8月13日から1週間限定で上映される「T・ジョイ蘇我」、8月11日からの「USシネマ千葉ニュータウン」。さらに、関西でも「梅田」「難波」「西宮」でも上映されることが決まっているという。

 「通常ファーストランで10週間上映した映画が再上映になる事なんてほとんどないんです。しかも、船橋のTOHOは300人以上入る大きなスクリーンでの再上映。前日(8月10日)の時点で完売するなんて快挙聞いたことがないです」と、「20歳のソウル」監督の秋山さん。

 5月から公開された「20歳のソウル」は、TOHOシネマズ船橋ららぽーとでは公開期間中ほぼ満席だったという。甲子園大会が始まる8月初旬には映画上映は終了する予定だった。7月27日に市船野球部が甲子園出場を決めるとSNSを中心に再上映希望の声が配給元の日活や映画館に寄せられるように。

 「ファンの方々から『映画館にメールしました』『映画館に電話して再上映をお願いしてみます』と、熱いメッセージを頂いていたのですが実際に皆さんの声が映画館を動かしたんですね。ある映画館では支配人さんが自ら本部に掛け合って再上映を決めてくださったそうなんです」と感動を抑えきれない様子の秋山監督。

 Twitterで毎日のように情報を発信、利用者から直接コンタクトがある「ダイレクトメール」機能を解放し、一人ひとりのファンからの連絡にも丁寧に回答してきた。多い日は1日に数千件のメッセージに返信してきたという。また、各地の映画館に足を運びファンと直接触れ合ってきた。こうした監督の情熱的な行動と甲子園での野球部の活躍が周囲を動かしたのだろう。

 市船野球部は、県大会でも準決勝、決勝と逆転につぐ逆転での勝利。甲子園での1回戦では沖縄代表・興南高校との試合でも初回に5点を先制されてからの逆転劇だった。チャンスのシーンではスタンドから「市船soul」が流れ決まったように得点が入った。野球部の奇跡のような逆転劇を目の当たりにした解説者も「市船soul」が持つ不思議な力に関心を示すコメントを漏らしている。

関西方面での再上映に秋山監督の友人が尽力

 西宮での「20歳のソウル」上映決定には、秋山監督の友人たちの力もあった。映画が公開され、同級生らと鑑賞した際「いつか俺の作った西宮ガーデンで舞台あいさつやってくれよな」と、同施設の設計を行った納見さんから頼まれた。その後、納見さんは急逝。秋山監督と納見さんの交わした最後の言葉になった。

 中学校高校の同級生らが納見さんと秋山監督の約束を実現させようと、TOHOシネマズ西宮に掛け合った。市船野球部の活躍もあって、8月11日からの期間限定上映が決まった。秋山監督は、同級生たちと映画を鑑賞し、盃を交わす予定だという。

 映画の主人公で市船吹奏楽部に所属していた浅野大義くん、その人生をかけた音楽への情熱と市船野球部を愛する気持ちを描いた「20歳のソウル」に共感した人人々。この映画に感動し、今回再上映に名乗りを上げた「TOHOシネマズ西宮」が入居する施設「西宮ガーデン」を設計した納見さんと秋山監督を囲む友人たちそうした一つ一つの思いが映画界を動かした。

 「大義くんに共感し、『大義くんを知ってほしい』と感じた多くの人、『先輩の曲を甲子園で演奏したい』と努力し続けた市船の生徒たち。たくさんの人たちの力で再上映の奇跡が実現しました。中でも船橋市民の皆さんの地元愛が凄すぎる。いつの間にか、いち市船ファンとしてTシャツを着てタオルを首にかけて…応援席にいます」と秋山監督。

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