ふなばしモルック部、全国大会で初優勝 10月に船橋で全国大会開催決定

  2025/5/19
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5/18(日)ふなばしモルック部、全国大会で初優勝 

10月に船橋で全国大会開催決定

 介護業界関係者による「第9回全国モルック選手権大会」で、ふなばしモルック部が初優勝を果たした。大会は4月19日に大阪市内で開催され、全国から24チームが参加。

 優勝チームの地元で次回大会を開催するルールに基づき、次回大会は10月12日に船橋市内で行われる予定となった。5月18日、薬園台6丁目公園で行われた公開練習には全国制覇を果たした選手を見ようと20人を超える参加者が駆け付けた。

 ふなばしモルック部は、市内で勤務するケアマネジャーを中心とした介護関係者らで構成されており、2022年10月に発足。チームの母体となる交流は、全国の介護職らがつながる中で生まれたもので、「介護業界に明るい話題を」という思いが活動の原点にあるという。今大会に参加した部員は6名で、全国大会には2チーム体制で出場した。

 モルックはフィンランド発祥のスポーツで、木製のピンを専用の棒で倒して得点を競う。屋外で手軽に楽しめる特性から、介護予防や子どもから高齢者まで幅広い年齢の人が参加できることから地域交流のツールとして注目されている。

 今大会では白熱した試合が展開され、船橋チームは負けなしのストレート勝利で全国制覇の栄冠をつかんだ。

 次回船橋市内で行われる全国大会は、開催場所などは選定中。ふなばしモルック部を中心とした実行委員会が結成され、徐々にその全容を固めているという。

 ふなばしモルック部の代表の佐藤寛子さんは、「普段は仕事場でしか顔を合わせない仲間が、モルックを通して自然とつながり合える。そうした関係が、結果的に地域の介護力にもつながると信じている」と語る。

 全国モルック選手権大会船橋大会は、2025年10月12日に開催予定。詳細な時間や参加方法などは今後発表される。「たくさんの地元企業や地域で活躍するボランティアさん、市民の方々に参加していただけるような企画にしていきたい」と意気込みを話す佐藤部長。

  • 優勝チームと佐藤部長(写真右)

  • 練習開始前のコミュニケーション

  • 木製の棒(モルック)を下手投げでピンを倒す

  • 倒した木製のピン(スキットル)で点数が決まる

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