ひとり親世帯に向けた「まんぷくBOX」を無料配布、夏休み中の孤食対策として「コハレLABO」が企画
8/23(火)ひとり親世帯に向けた「まんぷくBOX」を無料配布
夏休み中の孤食対策として「コハレLABO」が企画
子ども食堂などを手がける「コハレLABO」(船橋市浜町1-6-5-120、TEL 090-6714-420)が浜町公民館(浜町2-1-15)で8月21日、ひとり親世帯に向けた食品の詰め合わせボックス「まんぷくBOX」を送付するための準備を行った。
主催はふなばし子ども食堂ネットワークにも加盟している「コハレLABO」。同団体は、子どもや子育て世帯の誰もが孤立せず地域社会と関われるよう、子ども食堂の運営や親子ワークショップなどを行い、持続可能な街づくりを目指している。
市内で初となる今回の企画の経緯について、同団体代表の牛垣雅志さんは「給食のない夏休み期間に、孤立・孤独・孤食対策として、特にひとり親家庭の子どもたちの健康のために、体にやさしいおやつや食品を配りたいと思った」と話す。
同企画には、ニチレイフーズ、生活協同組合パルシステム千葉、IKEA Tokyo-Bay、Eプランの地域の企業が協力。また、厚生労働省の「夏休みに体重の減る子を出さないために こども食堂による食事支援応援助成事業」の助成金を活用している。
箱詰め作業は、協力企業のスタッフや子ども食堂の「中山ごはん」、「夏見のおうち子ども食堂」、「食べる応援6年4組」のボランティアスタッフら約35人が参加。3歳の子どもや高校生、大学生らの学生ボランティアも参加し、140個の「まんぷくBOX」を用意した。
今回の配送先は、子ども食堂ネットワークに加盟する10食堂の協力のもと、各食堂の利用者、もしくは登録者のひとり親世帯を対象としている。
5歳と8歳の子ども連れで参加した父親は「子どもたちも箱詰め作業を楽しんでいました。市内の子どもたちのために少しでも貢献できればうれしい」と話した。
牛垣さんは「みなさんの協力のおかげで、スムーズに箱詰め作業を終えることができた。市内の子ども食堂をはじめ、船橋市・地元企業・関係機関などと連携しながら、子ども・子育て世帯をこれからも応援し続けたい」と話した。