ちょっとよりみちライブ200回記念コンサートの動画配信がスタート、2003年から続くきららホール恒例イベント
9/30(木)ちょっとよりみちライブ200回記念コンサートの動画配信がスタート
2003年から続くきららホール恒例イベント
市民文化創造館(きららホール、船橋市本町1-3-11、TEL 047-423-7261)で行われている「ちょっとよりみちライブ」が開催200回を迎え現在、200回記念コンサートの映像が公開されている。
「ちょっとよりみちライブ」は市民文化創造館が開館した2003(平成15)年から開催され、毎月第3木曜日の午後6時30分からアーティストによる約45分間の生演奏ライブを無料で楽しむことができるイベントになる。船橋駅から会場までのアクセスの良さと、仕事帰りや買い物の途中に気軽に立ち寄れることが人気を博し、これまでに5万3,000人超の観客が訪れた。
イベントの特徴は出演アーティストの幅広さ。「気軽に立ち寄ってもらっても間違いのないクオリティの公演を楽しんでいただけるよう、都内ライブハウスなどを視察してのアーティストの開拓を進めてきました」と同館館長補佐の石井信生さん。メディアへの露出が少ない実力派のアーティストをホール職員が発掘し、正統派なクラシック音楽はもちろんのこと、オペラ、朗読、ダンス、演劇、民俗音楽、伝統芸能など幅広いジャンルの公演を行ってきた。これまでの出演者総数は500人を超え、現在では出演希望の声が多数届くほど、アーティストの間でも認知度が高まっているという。
200回記念コンサートは、市内在住・ゆかりのアーティストである後藤真美さん(ソプラノ歌手)・佐藤祥さん(メゾソプラノ歌手)・本庄篤子さん(ヴァイオリン)・植草ひろみさん(チェロ)・横山歩さん(ピアノ)たちが出演する60分の拡大版として9月16日の開催が企画され、受付初日わずか3時間足らずで定員に達するほどの人気だった。しかし新型コロナウイルスの感染拡大により市主催のイベントが9月末まで原則中止となったことを受けて、ホール観覧は中止として動画配信のみを実施することになった。
記念公演の動画配信は市ホームページ内のふなばし生涯学習チャンネルで行われ、『こころのうた・思い出のうたコンサート』と題して「里の秋」や「見上げてごらん夜の星を」など、思わず口ずさみたくなる懐かしい曲を中心としたプログラムが演奏されている。
同イベントが200回を達成したことについて石井さんは「これは300回に向けての通過点だと思っています。今まで以上に良いものをお届けしなければという想いも抱いています」と話す。「来場はシルバー世代が多いので、若い方にも足を運んで頂ける企画や工夫をしていきたい」とも。
関連サイト:https://www.city.funabashi.lg.jp/kurashi/gakushu/001/p079790.html