市内クリニックが講演会「タンパク質と亜鉛こそ健康の鍵」を主催、オンライン配信にも100人以上が参加
8/24(水)市内クリニックが講演会「タンパク質と亜鉛こそ健康の鍵」を主催
オンライン配信にも100人以上が参加
「船橋ゆーかりクリニック」(船橋市本町5-3-5 伊藤LKビル4F)が講演会「タンパク質と亜鉛こそ健康の鍵」を8月21日に開催し、約80人が会場となった「きららホール」に集まり、100人以上がオンライン配信に参加した。
主催の同クリニック院長・・寺田伸一さんは、「還暦を迎え、3年目に入ったコロナパンデミックをなんとかしたいという想いが強くなり、食事が疎かになりがちな忙しい現代であるが、病原ウイルスに対抗する自己免疫力の向上を『健康は食事から』ということを啓発したいと思った」と開催に至った経緯を話した。
同講演は寺田さんに加え、医療法人山口病院(埼玉県川越市)副院長であり日本栄養精神医学研究会会長の奥平智之さん、宗田マタニティクリニック(市原市)院長の宗田哲男さんの2人の医師も講演し、質疑応答を中心とした座談会のほか、書籍販売とサイン会も行われた。
寺田さんは「亜鉛から始まる美肌の世界」を演題にシミにフォーカスし、美肌を美容機器で取り戻すだけではなく、食事栄養からも取り戻すことが大切と話した。奥平さんは、栄養精神医学の観点から「コロナ対策とメンタルヘルスにおける栄養の重要性」と、栄養の問題に起因する「栄養型うつ」の関係性についての話があった。
宗田さんは「母子を救う妊婦食と離乳食」と題し、産前産後の女性の必須栄養素、離乳食からのヒトが健康体で長く生きるための栄養の重要性がわかる演説が行われた。
講演会では、免疫力向上についての新しい知識や、いますぐ取り組める具体的な対策の話があり、参加者は熱心に耳を傾けていた。
寺田さんは「この講演を聴いた方が、日常生活での食事栄養を実践するきっかけになっていただけたらうれしい」と話した。
同講演は見逃し配信も「KIPz」内で行っており、9月20日まで視聴可能。試聴には配信チケット1,000円が必要となる。