船橋出身の久米乃々華さんがスポーツクライミング世界一、昨年のロシア大会に続き2連覇

  2022/9/14
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9/14(水)船橋出身の久米乃々華さんがスポーツクライミング世界一

昨年のロシア大会に続き2連覇

 市内在住で日本大学スポーツ科学部に通う久米乃々華(くめ・ののは)さんが、アメリカで行われたスポーツクライミングの世界ユース大会で優勝を果たし、9月14日に松戸徹市長と松本文化教育長への報告のため船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪れた。

 久米さんが優勝したのは、アメリカで行われた「IFSC世界ユース選手権 ダラス2022」。いくつかあるスポーツクライミング競技のうち、十数メートルの壁に設定されたコースを上って到達高度を競う「リード競技」に出場した。久米さんは昨年ロシアで行われた同大会でも優勝しており、今回の優勝で2連覇を果たした。

 大会の結果と今後の抱負について久米さんは「ジャパンカップで優勝して日本代表を勝ち取り、ワールドカップでも活躍したい」と話した。

 小さい頃から高いところが好きだったという久米さん。スポーツ教育の盛んな健伸幼稚園(丸山)に通っていた頃から木登りが好きだったと話す。

 友人からの誘いで中学1年生の頃からスポーツクライミングに本格的に取り組み始め、船橋中学校・市立船橋高校に通いながら千葉市のボルダリングジム登攀道場(とはんどうじょう)に通い腕を磨いた。

 今年からは日本大学スポーツ科学部に通っており、学内でのスポーツクライミング部の立ち上げを計画しながら、埼玉県などのスポーツクライミングジムで週4回程度のトレーニングに励んでいるという。

 久米さんからの報告を受け松戸市長は「好きなものを見つけてやり続けていることが素晴らしい。スポーツクライミングは小さい子の間でも人気が高まっているので、久米さんは子どもたちの目標になる」と言葉を送った。

 松本教育長は「久米さんは子どもたちに夢を与える存在でもあるが、まずは自分の夢に向かって邁進してほしい」と話した。

 また船橋中学校で久米さんを3年間担任した根本先生も急遽駆け付け「スポーツクライミングを目にするたびに久米さんのことを思い出していた。体を大切に、パリでのオリンピックも楽しみにしています」と激励した。

 久米さんは10月2日から栃木県で行われる「いちご一会とちぎ国体」にも、スポーツクライミング千葉県成年女子代表チームの一員として出場することが決まっている。

  • 報告会の様子

  • 市長から激励金が手渡された

  • 中学時代に担任だった根本先生も駆け付けた

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