夏見にveganの店「vegecafeハナウタ」、前オーナーの志を引き継いで新たなステージへ
7/19(月)夏見にveganの店「vegecafeハナウタ」オープン
前オーナーの志を引き継いで新たなステージへ
季節の野菜をたっぷり使ったvegan(ヴィーガン)の店「vegecafeハナウタ」(船橋市夏見3-24-21、TEL 047-424-844)が6月18日、夏見の住宅街にオープンした。
「vegan」とは、菜食主義のことで、動物性食品の一部または全部を避ける食生活を行うこと。店主金子雪子さんは、これまでスローフードやコーヒー店で料理を、カフェでは立ち上げなどにも関わり経験を積んできたという。金子さんは「実家の母が作る無農薬野菜を使って、いつかカフェや食堂をやりたいと思っていたんです」と話す。
同店はこの場所で営業していた「菜食Cafe はっちとみつ」を居抜きで使用。ベジタリアンの店として営業していた「菜食Cafe はっちとみつ」は、金子さんにとって以前から気になっていた店で、テナント募集をしていることを知り、前オーナーの清水さんとも意気投合し、同所でのオープンを決めたという。
店内面積は6坪。4人掛けテーブル2卓、2人掛けテーブル1卓、2人掛けソファテーブル1卓がそろう。「菜食Cafe はっちとみつ」からの常連客も大切にしながら、金子さんの原動力になっているエレファントカシマシ(以下エレカシ)を象徴する象(エレファント)の置物で、金子さんの色も添えている。
「一番好きな曲は『ハレルヤ』で、この曲を聞くと前向きな気持ちになる」といきいきと話す金子さんは、店名の「ハナウタ」もエレカシの曲から選んだという。「鼻歌を歌いながら気楽にくつろいでほしい」という願いも込めている。
金子さんの母親が作る野菜と季節の野菜を取り入れて、無農薬の野菜をできるだけ使い、無添加を心掛けて作っているメニューには肉、魚、牛乳、卵、白糖、はちみつは使用しない。ランチメニューは「本日の限定メニュー」(サラダ、スープ、ドリンク付き。ランチセット1,450円、本日のデザートセット1,630円)、「ひじきおからコロッケ」「大豆ミートからあげ」(以上ドリンク、スープ、ご飯付き、1,350円)。
ドリンクは、コーヒー、紅茶、ハーブティー(以上350円〜)。 ハーブティーは数種類そろえ、店内で購入できるものもある。自家製の「うめジュース」(400円)は夏季限定。
金子さんは「遅い時間まで仕込みに時間がかかることもあるが、料理が好きだからとても楽しい。おいしかったと言ってもらえることが何よりもうれしい。今後も野菜をたっぷり使ったおいしい料理を作っていきたい」と笑顔で話す。「売り切れの時もあるため、予約してから来店いただけると。またペット同伴も可能ですので、予約の際に伝えてもらえたら席をご用意しますよ」とも。
営業日は木曜〜月曜。営業時間は11時〜17時(L.O.16時30分)。臨時休業あり(SNSで確認可能)。