新種の巨大梨・秋満月が旬を迎える、秋に楽しめる千葉県開発の梨

  2022/10/3
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10/3(月)新種の巨大梨・秋満月が旬を迎える

秋に楽しめる千葉県開発の梨

 梨と米を栽培している鈴果園(船橋市金堀町)では、千葉県が12年かけて開発し、昨年秋に誕生した秋満月(あきみつき)の収穫が終盤を迎えている。

 秋満月は「幸水、豊水並みの甘さ、みずみずしさがある」と言われ、大きさはそれらの倍以上となり、1個700~800gとなる品種。

 鈴果園の鈴木明道さん(36)は、「市内で秋満月を栽培している農家は少ない。うちの出荷量はまだまだ少ないが、今後は生産量を増やし千葉県オリジナルのおいしい梨を知ってもらい、多くの方に食べていただけるように生産に力を注いでいきたい」と抱負を話した。

 同園では幸水、豊水なども栽培しているが「秋満月など成熟に時間をかけた晩生期の梨は味に深みがある」と鈴木さんは話す。また「秋満月はおいしいのはもちろんだが、成長が早く、狭い面積でたくさん収穫できるので生産性が高い。また販売時期を増やすことで自然災害による被害のリスクを分散ができるので、生産者としてもメリットがあると考えている」とも。

 同園では秋満月の収穫は10月初旬には終了し、その後は王秋(おうしゅう)の収穫が始まる。王秋は洋梨を大きくしたような形で600グラムくらいと大きい。酸味の中に濃厚な甘味とシャリシャリした食感があるという。

 同園では「秋満月」の出荷は同園オンラインショップでのみ販売し、1次販売はすでに終了し、2次販売は10月5日頃の予定。

関連サイト:https://suzukaen.net/

  • 豊水の2倍以上の大きな実が密集してなる「秋満月」

  • 洋梨に似た形の「王秋」

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