
「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」がえどりくで「スピアーズ夏祭り2025」 スピアーズのファンや近隣住民でにぎわう
8/24(日)「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」がえどりくで「スピアーズ夏祭り2025」
スピアーズのファンや近隣住民でにぎわう
船橋に拠点を置くラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」(船橋市栄町2-16-1。以下、スピアーズ)はホストスタジアムである「江戸川区陸上競技場」(通称・えどりく。東京都江戸川区清新町2-1-1)で、8月23日、初となる「スピアーズ夏祭り2025」を開催し、家族連れやスピアーズのファン、近隣住民など、幅広い層の来場者でにぎわった。
開場は16時。快晴に恵まれたこの日、スピアーズの選手たちがハイタッチで来場者を迎え、会場は笑顔と活気に包まれた。
会場内では、選手と触れ合える多彩なプログラムが展開された。特に人気を集めたのは、参加者が選手たちと満員電車のように詰め込まれる「プロップ満員電車」や、記者になりきって選手に質問できる「記者会見体験」だった。そのほかにも、「似顔絵チャレンジ」や試合前ミーティングの再現、現役パパ選手による絵本の読み聞かせなど、ユニークな催しが用意された。
「プロップ満員電車」に挑戦した参加者は、全方位から選手たちに体で押されながらも笑顔で無事に「下車」し、達成感に満ちた表情を浮かべていた。
グラウンドエリアでは、実際に選手からレクチャーを受けながらラグビー体験ができるコーナーも設け、タックルやトライ、パスターゲットといったプレーを体験できる場となった。
そのほか、かけっこ教室や体力測定、パラスポーツ体験、選手のミニチームゲームなども行われ、参加者は汗をかきながらスポーツの楽しさを体感していた。
「今回はラグビーについてよく知らないという人でも気軽に来てもらえるイベントにした」とアシスタントGMの栗原喬(たかし)さんが話すように、場外には縁日コーナーやフードトラック、農産物の販売ブースも数多く並んだ。地域団体の出店や、東京消防庁葛西消防署や葛西消防団による消防車の展示もあり、子どもたちは消防士体験を楽しんだ。
当日は、記念グッズとして200枚限定のアロハシャツも販売。ファンたちは選手やスタッフとリンクコーデを楽しみながら、サインをもらったり記念撮影をしたりと、思い思いの時間を過ごしていた。
友人家族に誘われて今回初めてスピアーズのイベントに参加したという江戸川区在住の丹羽さん一家は、「ラグビーにはあまり馴染みがなかったが、参加してみた。グラウンドに入れる機会はなかなかないので貴重な体験ですし、子どもも楽しそうに走り回っていました。選手の体の大きさにも驚いた」と話し、会場を後にした。