船橋市内中心に駄菓子販売車「モンスター号」稼働…のはずが、出店場所が見つからないので現在稼働準備中
10/28(金)船橋市内中心に駄菓子販売車「モンスター号」稼働
のはずが、出店場所が見つからないので募集中
放課後等デイサービス「すりーはあと 宮本教室」(船橋市宮本8-39-12、TEL070-1497-3004)と「すりーはあと 東船橋教室」(前原西1-4-3)を運営する花光翔太さん(37)が駄菓子の移動販売車「モンスター号」を稼働させようと準備中だ。
移動販売車は、4トントラックをベースに制作。ドラキュラの顔を模したフロントマスク、側面や背面は「お化け屋敷のような車にしたかった」という花光さんのイメージを具現化し駄菓子やモンスターを描いた。店舗として使用するコンテナ部分にはクモの巣やモンスターを模したオブジェを天井や壁面にあしらった。壁面に天井いっぱいまで配置した棚には常時200種以上の駄菓子が並ぶという。
テスト出店では、80組が来店。売上は約2万6000円だったという。店内を1組ずつの利用に制限し、蜜を避ける利用を促進。1組あたり5~15分程度の買い物になる事が多く、すぐに行列ができてしまったという。「ちょっとした騒ぎになってしまい、近所の方々にご迷惑をかけてしまった。出店できる場所を探して色々なところに電話を掛けたりしています」と、花光さん。
自身も2児の父として子育てをしている花光さん。高校時代は市立船橋高校でラグビー部に所属、県内の大学を経て一般企業に就職したが「子ども達と接する仕事に就きたい。教師になりたい」という夢を忘れられず、教員免許を求め大学に再入学したが、採用試験では不合格に。
そのタイミングで「放課後等デイサービス」という制度を知り、教員免許を活かして子ども達とも関われる仕事だと実感、すぐに事業所立ち上げにかかった。経営は間もなく軌道に乗り、2店舗目も開設できた。
「経営環境の変化などイレギュラーで子ども達の居場所を無くすことができない」と、もしもの時の為、数年かけてためてきた内部留保。「地域の子ども達のために有効に生かせないか」と考え、移動販売車制作を決意。数カ月かけて製造メーカーを探し、イメージを形に。10月中頃に納車されこれから本格的に始動していく。
「今後は、地域のイベントに出店したり、学校の近くで定期出店する事で子ども達に楽しんでもらいたい。子どもが好きで『一緒にやってみたい』と考えてくださる方がいたらぜひ、参加してほしい」と花光さん。「地域に呼びたい。と考えてくれる方は、Instagramか電話でご連絡を」とも。
営業時間は、特に決まっていない。問合せは、TEL0701497-3004(花光)、Instagram「ハッピーモンスター」から。
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