夏見にあんみつ専門店「りあん」、「こだわりのあんこで地域を盛り上げたい」
11/5(土) 夏見にあんみつ専門店「りあん」
「こだわりのあんこで地域を盛り上げていきたい」
夏見の閑静な住宅街の中に、あんみつ専門店「りあん」(船橋市夏見4-18-20、TEL 047-499-0630)が10月22日にオープンした。
店長の梅田恵里さんは大のあんこ好き。梅田さんは、これまでにもあんこに関わる仕事に就いていたというが、「自分の味を食べてほしい」という思いから、梅田さんの地元である夏見にあんみつ専門店を開いた。
梅田さんの妹・高田由江さんと営業する同店は、テイクアウトのみで販売し、姉妹だからこそのチームワークで作業を分担する。メニューは「あんみつ」(540円)、「抹茶あんみつ」(570円)、「白玉ぜんざい」(540円)など。あんこはつぶあんとこしあんから選ぶことができる。
小豆は、北海道十勝産の「雪むらさき」を使用。築地にある豆の専門店に相談し「煮やすい」「味が濃い」「風味が強い」種類として、一般的に出回っていないこだわりの豆を契約しているという。あんこの製造には3時間半〜5時間かけて、丁寧に作る。
白玉については、もちもちとした食感にこだわって、兵庫から白玉粉を取り寄せる。あんずも店内で漬けたものを使用し、肉厚で甘すぎず、年配者も食べられるよう、やわらかいものを使用している。
店名の「りあん」はフランス語で「つながる、絆」という意味があるという。これには「地域の方に愛され、つながりを大事にする店にしたい」という思いが込められている。
梅田さんは「実際にオープンして驚いたのは、予想以上に男性客が多いこと。やっぱり老若男女あんこが好きなんだ、ということを実感している」とうれしそうに話す。
「みんなに愛されるお店にしていきたい。過疎化が進んでいる夏見を盛り上げていけたらという思いがある。『夏見には何がある?』と聞かれた時に『おいしいあんみつ屋さんがあるよ』と言ってもらえるようなお店を目指しています」と梅田さん。
営業時間は11時〜17時、あんこが無くなり次第終了。月・火曜定休。駐車場なし。