習志野台に靴磨き専門店「Shine Castle」、革製品の磨きのプロが開業
11/20(日)習志野台に靴磨き専門店「Shine Castle」
革製品の磨きのプロが開業
新京成線・高根木戸駅から徒歩10分ほどの場所に、靴磨き専門店「Shine Castle(シャインキャッスル)」(船橋市習志野台2-32-1、TEL 080-3025-1731)が4月1日にオープンし、7カ月が経った。
オーナーの宮本和哉さんは鎌ケ谷市生まれ。文化服装学院のスタイリスト科を卒業後、
靴の専門店に就職した。「靴の専門店『REGAL(リーガル)』で、靴のケア用品をご案内するためにお客様の靴を磨いた時、お客様が喜ぶ姿がうれしくて、靴磨きの道を極めようと決めました」と靴磨きを志したきっかけを話す宮本さん。その後、有楽町「イトシア」内の靴磨き専門店「NICE(ナイス)」で店主を務めた後、同店オープンに至る。
5.8坪の店内は木目調の家具が置いてあり、優しい雰囲気。「お客様が手作りのテーブル
クロスなどを作ってくれて、うれしい限りです」とほほ笑む宮本さん。
メニューは「通常靴磨き」(1,000円)や「つま先鏡面仕上げ」(2,000円)など。また、靴だけでなく革製品全般を受け付け、カビ汚れなどにも対応する。
「『鏡面仕上げ』とは、ピカピカになるだけではなく、ワックスをミルフィーユ状に重ねて仕上げていくので、革本体に傷がつきにくく、保護効果が抜群でお客様にも好評です」と話す宮本さん。
店名は、靴磨きを「Shoe Shine」ということやShineが光輝くという意味を持つことから用い、Castleについては、店内にシャンデリアなどのインテリアを置き、「城のようにしたい」という思いからだという。
現在、来店者の7割が男性だとも。来店者からは「鏡面磨きがとても綺麗」との喜びの声が聞かれているという。「駅で革靴を履いている高校生を見ると、汚れていることが多いのが気になる。合成の革靴も磨くとツヤが出るので、安い靴だからと遠慮せず、気軽に相談してほしい」と話す宮本さん。
「また今後はレザークラフトの作家さんの作品などを置いて、棚貸しもしたい」と夢は
尽きない。
営業時間は10時~18時。月曜、火曜定休。