「第8回ひがふなフェスタ」で東船橋駅南側が人であふれる、リアル開催は3年ぶり
11/22(火)「第8回ひがふなフェスタ」で東船橋駅南側に人があふれる
リアル開催は3年ぶり
JR東船橋駅南口(船橋市東船橋2)周辺で「第8回ひがふなフェスタ2022」が11月20日に開催され、3年ぶりのリアル開催に会場周辺は人であふれた。
同イベントは、地元の経営者たちが東船橋エリアを盛り上げようと企画し、2015年から続くイベント。しかしコロナ禍においてはリアル開催を断念し、オンライン開催に挑むなど、形態を変えてイベント開催を続けてきた。
主催の「ひがふなフェスタ運営事務局」には多くの地域住民が携わる。地域活性化に繋がるイベントの企画、地区内の共通問題の解決に関する活動などをしているメンバーで構成される「ひがふな委員会」や、東船橋駅周辺の事業者が会員となっている「ひがふなSHOW展街」、東船橋駅地区に強い愛着を持つ企業・個人で組織され、同局の活動を援助・応援することを目的とした「ひがふな協賛会」も事務局に入る。
さらに同局に協力する形で「ひがふな協賛会」「ひがふなSHOW展街」、宮本自治会連合会、宮本おやじkidsなども携わっている。
同イベントの目的には、「防犯・防災の強化」「子どもたちの未来のために」「JR東船橋を中心とした地域住民、商店、企業、学校などの横の連携(つながり)」という3つの目的を掲げている。
当日は東船橋駅南口の道路を車両進入禁止にし、イベント開催エリア内にステージを2カ所設けた。各ステージでは、県立船橋高校の合唱部、オーケストラ部、ダンス部、軽音楽部、市立船橋高校の軽音楽部、ダンス部のほか、宮本小学校の管弦楽クラブによる演奏、地元ダンスチームによるダンスなどが披露され、保護者らが見守る中、出演者は多くの拍手を浴びていた。
出店ブースでは「ひがふなSHOW展街」加盟店からの出店のほか、事務局直営ブースも並び、市内餃子専門店の「めちゃッ!餃子」や船橋ビール醸造所の「船橋ビール」などのほか、焼きそば、豚汁、ホンビノス貝の浜焼き、焼き鳥などの販売もあった。「ひがふなガラポン」には子ども連れの来場者による長蛇の列ができていた。
「スポーツコーナー」では輪投げ、スーパーボールすくいなどのほか、地元少年野球チーム「宮本ビーバーズ」のストラックアウトも行われ、会場では子どもたちの歓声が響いていた。「消防エリア」では白バイの乗車体験や消火器での消火体験なども行われた。
母親と会場に訪れてた市場小の児童は会場で同級生にもたくさん出会ったと話し、「ここ、超サイコー」と瞳を輝かせた。母親も「お祭りがなくなって寂しかったので、こうして開催してくれてうれしい」と笑顔で話した。
当日は同イベントのホームページにアクセスが集中しサーバーが落ちる事態にも。「今年は3年ぶりのリアル開催で、コロナ前と同じぐらいの人が来てくれているように感じる」と局長・上内健生さん。