高根木戸駅近くに南インド料理専門店「シムランダバ」、バナナの皮を使ったバナナリーフ定食など看板メニューに
12/14(水)高根木戸駅近くに南インド料理専門店「シムランダバ」
バナナの皮を使ったバナナリーフ定食など看板メニューに
高根公団駅から松が丘方面、バス通りに面した一角に南インド料理をメインに扱った「シムランダバ」(船橋市習志野台1-12-1、TEL047-436-8900)がオープンして半年が経った。
同店を切り盛りするのは、オーナーのアラムさん(34)と、シェフのタベレッジさん(42)。アラムさんは、家族と一緒に14年前に来日。父の仕事を手伝って都内のインド料理レストランで20才から修業を始めたという。「いつか自分でビジネスをやってみたいと思って貯蓄してきました」とアラムさんは、これまでの修業時代を振り返る。
自己資金に家族からの援助を足して開業資金を用意。周辺環境を調査したところ南インド料理の専門店が少ない事からコンセプトを固め、同郷で南インド料理の経験豊富なタベレッジさんに声をかけた。
「北インド料理と南インド料理では使っているスパイスが違います。また、南インド地域では北インド地域よりも主食にライスを食べる文化が根付いているんです」とアランさん。同店では、北インド料理と南インド料理の食べ比べもできるようなメニュー構成になっている。
フードメニューは、昼時間帯にランチセットを用意。北インド地域でのメニューではカレーとナンのセットをA~Cまで3種。Aセット(860円)はカレーが1種とナン、Cセット(1100円)ではカレーが3種のセット。一回の食事で色々なカレーを味わいたい方に向けてカレー4種を選べる「シムランダバセット」(1400円)も。また、ナンは1回目のおかわりが無料、2回目から1枚100円で提供する。
南インド地域をイメージしたランチセットでは、日本の炒飯のような「ビリヤニ」(チキン1100円~)、豆をドーナツ状にして油で揚げた「ワダ」のセット(2P/500円~)や、ライス、ナン、ワダなど複数種類の主食を食べ比べできる「南インドスペシャルタリ」(1950円)「フィッシュマサラセット」(1500円)「南インドスタリ」(1450円)などのプレートを用意している。
単品メニューには、骨付きの鶏肉をヨーグルトとスパイスに漬けこみタンドールという窯で焼き上げた「タンドリーチキン」(550円/2p~)、骨なしの鶏肉をタンドリーチキンと同じように漬け込み焼き上げた「チキンティッカ」(500円/2p~)、同様の骨なし鶏肉をヨーグルトやクリームなどに漬け込み焼き上げた甘みのある「マライティッカ」(500円/2P~)などを用意。インド料理の定番「カレー」メニューではチキン、マトン、ベジタブル、シーフードの4ジャンル、約30種類から選べるようになっている。
ドリンク類には、日本メーカーのビールに加え、インドのビール「キングフィッシャー」「ゴットファザー」なども瓶で用意。インドワインなども揃え、ノンアルコール飲料ではインドのヨーグルトドリンク「ラッシー」(300円~)もバナナ、トロピカル、ストロベリーなど各種(各400円)を提供する。
肉を食べない人向けの「ベジミール」と肉好きな人向けの「ノンベジミール」も用意。女性客の利用が多い同店には野菜食中心の利用客も多く高い評価を受けているという。また、週末限定で行っているバナナリーフ定食(メニューによって価格が変わる)は、南インド地域の代表的な主食、主菜、副菜を複数種類ずつバランスよく味わえるよう考案されたもの。素手でかき混ぜながら色んな料理を一緒に口に運ぶスタイルがアムルさんお勧めの食べ方だ。
営業時間は、11時~15時、17時~22時。土日11時~22時。火曜定休。