ふなばしアンデルセン公園の仕事はじめ「獅子舞」「和太鼓」が登場、江戸時代から伝わる伝統的な演目「寿獅子」披露も
1/2(月)ふなばしアンデルセン公園の仕事はじめ「獅子舞」「和太鼓」が登場
江戸時代から伝わる伝統的な演目「寿獅子」披露も
ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町525)が1月2日から営業開始、新年最初の企画として「獅子舞」や「和太鼓」が披露された。
この日、園内のイベントドームでは千葉県内を中心に活躍している江戸囃子若山流の一船会(いっせんかい)が登場。11時、12時、13時の3回にわたって演舞を披露。新年や祝いの時に披露するという演目「寿獅子」では、獅子がみかんを食べようと奮闘する様子を演じ、小槌を持った「福の神」や「おかめ」面と「ひょっとこ」面を裏表で被った両面踊りなども披露された。
初回には200人を超える観衆が集まり新春恒例の伝統文化を楽しんだ。演舞の最後、獅子の頭を外し演者が素顔をあらわすと観衆からどよめきの声があがった。見事な獅子舞を披露した演者は若い女性であったことがわかると観衆は再び盛大な拍手を送った。
11時半、13時半の2回披露したのは全国的に活躍する和太鼓ユニットの「誉(ほまれ)」。30分の予定で組まれた演奏は園内の隅々まで力強い音を響かせた。遠くから太鼓の音を聞きつけた来場者は、音を頼りにイベントドームに集まり、和太鼓の演奏を楽しんだ。
新年最初の営業日となったこの日、同公園には多くの家族連れが集まり芝生広場ではテントを張り弁当を広げ、園内の食堂やレストランは軒並み満席となった。
チューリップまつりは1月2日から
毎年、この時期に同公園で見頃を迎えるチューリップ。公園内各所には20種類、5万株のチューリップが咲き誇り来場者を出迎えている。メルヘンの丘には1万株を超えるチューリップで迷路も作られている。
四季折々の花を咲かせることで知られる同公園のチューリップまつりに合わせプロ・アマカメラマンが集合、園内の至る所で写真撮影に興じる姿も多くみられた。
開演時間は、9時半~16時。土日祝、春休み期間や夏季、GWは17時まで。月曜定休。