東武百貨店船橋店で「本多翔 日本画展」11日まで、千葉県出身の画家の作品を展示販売
1/8(日)東武百貨店船橋店で「本多翔 日本画展」11日まで
千葉県出身の画家の作品を展示販売
東武百貨店船橋店(船橋市本町7-1-1 TEL047-425-2211)5階の「美術画廊」で現在、「本多翔 日本画展」が開催されている。
同展は、京葉銀行(本社:千葉市中央区)が発行した2023年のカレンダーの挿画を担当した画家の本田翔さん(36)の作品を展示。カレンダーに採用された原画7点のほか、最新作20点以上が展示販売されている。
京葉銀行は毎年、千葉県出身または在住の若手の画家を中心とした作品を起用したカレンダーを作成している。また、東武百貨店においては以前から船橋にゆかりある若手の画家の展示会を開催している。京葉銀行と東武百貨店は、県内ゆかりの作家の活動を支援する一環として毎年「京葉銀行カレンダー原画展」を開催し、地域の文化・芸術振興に取り組んでいる。
今年挿画を担当したのは、千葉市出身、千葉市在住の本田翔さん。東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻、卒業。同大大学院美術研究科修士課程絵画専攻(日本画)を修了し、日本画家として活躍。
2019年には同店で初個展、2021年には京都「仁和寺 御室 藝術4.8 PROJECT」で個展を開催、船橋大神宮には掛け軸の作品を収蔵するなど、幅広く活躍している。
普段は信州や東北などの景色を描くことが多いという本多さん。今回の京葉銀行カレンダーでは千葉県内の景色が描かれている。
「実際に描く場所を訪れてスケッチすることを大切にしているので、半年以上かけて、実際に現地に行って心に響くところを探して描きました。今回の取材を通して、改めて千葉県には美しいところがたくさんあることを再確認できました」と本多さん。
同店広報担当の堀合友美さんは「千葉にゆかりのある方の作品で、しかも県内の場所が描かれているので、地域への愛着がさらに深まればうれしいです」と話した。
開催は11日まで。入場無料。最終日は16時閉場。