少年野球「前原エイトマン」が43年ぶり秋季大会優勝 市長に喜びを報告
1/11(水)少年野球「前原エイトマン」が43年ぶり「船橋市秋季市民野球大会」優勝
市長に喜びを報告
船橋市で最も長い歴史を持つ少年軟式野球チーム「前原エイトマン」が1月10日、昨年12月に行われた「第47回船橋市秋季市民野球大会」で43年ぶりに優勝した喜びを松戸徹市長に報告するため、船橋市役所を訪れた。
同チームは1969(昭和44)年に前原団地自治会少年野球部として活動を始め、船橋市で活動する少年野球チームで一番歴史の長い少年軟式野球クラブチーム。2019年には旧「船橋グランドホテル」で50周年を祝う式典も行った。
報告会では最初に代表の織戸敬明さんがこれまでのチームの歴史や実績を紹介した後、監督の國分敏之さんが「春は船橋市3位を獲得して県大会でベスト4。夏は船橋市ベスト8に沈んだ。春でつけた自信と、夏に味わった悔しさが、今回の秋の大会での優勝につながった」と1年間を振り返った。
続いてチームキャプテンの酒井瑠成くん(小6)が「少年野球での経験を生かして、中学・高校でもがんばっていきたい」と目標を話した。酒井くんは兄の影響で幼稚園年中から同チームに所属しているという。
報告を受けた松戸市長は「今年で40周年の船橋市スポーツ健康都市宣言は、市民がスポーツを通じて仲良くなることが狙いの1つ。みんなが野球を通じて仲間との絆を育んだことは、まさにこの宣言の趣旨に合致する」と話した。さらに「これからもっと体が大きくなると、今までできなかったようなプレーもできるようになるはず。ぜひ今後も野球を続けて欲しい」と言葉を送った。
その後、松戸市長は子どもたちから質問を受け付けた。「市長は野球が好きなんですか」「市長をやっていて楽しいですか」などの問いかけに、「私たちの世代では野球が圧倒的に人気のスポーツ」「プライベートな時間がなかなか取れないが、描いたことが実現していくのを見られるのが楽しい」などと笑顔で対応した。