北海道津別町にゲストハウス「nanmo-nanmo」、旅人と町民が気軽に交流できる空間を提供

  2023/2/12
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北海道網走郡津別町に古民家物件をリノベーションしたゲストハウス「nanmo-nanmo」が誕生、地元民との交流を楽しみたい旅人などでにぎわいを見せている。

同施設を運営するのは、津別町地域おこし協力隊を経て起業した都丸雅子さん。施設は、シングルベッドが2つ置かれた洋室1室、ドミトリー型のベッドが設置された部屋が2室、個室2室の計5室。最大20人まで宿泊可能だ。浴槽はないが、ユニット型のシャワー室を用意。

共用キッチン、無料Wi-Fi、コンセントなどの設備は無料で利用可能。足ふきマットの無料貸与、シャンプー・リンス・ボディソープなどのアメニティは共用利用可能。駐車場は無料。歯ブラシ、バスタオル、フェイスタオルは有料(ドミトリーの場合、個室は無料)。

共用キッチンスペースに隣接する大きなソファが置かれたラウンジスペースでは、都丸さんが地域おこし協力隊時代に知り合った地域住民らが、持ち込みのミーティングや夜ごと宴会を繰り広げる事もあるという。

コロナ禍で3年程住民交流などの活動を自粛していたが、このほど政府の発表を受けて少しずつではあるが活動も再開。この施設を訪れた旅人と地域住民が卓を囲む姿も見られるようになってきたという。

都丸さんは、地域おこし協力隊として道の駅あいおいで勤務。地域の産品や生産者を通じて津別町に溶け込み、かねてから念願だったゲストハウスを開業した。長年使われていなかった建物のリノベーションには地域住民らのべ500人が参加。町中から愛される施設として機能している。

近隣には移住者が同じように古民家をリノベーションして経営している「津別珈琲」、コワーキングスペース兼交流拠点でシェアオフィス機能も完備する「JIMBA」なども徒歩1分圏内にあり同町ではエリアリノベーションの集約地域として注目を集めている。

チェックイン時間は、16時。チェックアウトは10時。

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