北海道弟子屈町で摩周・スノーランド、3年ぶりの開催に町内中から歓喜の声

北海道川上郡弟子屈町ふれあいスペース・コラーレ（弟子屈町中央1）で「摩周・スノーランド」が2月11日・12日の2日間にわたって開催され、町内外から多くの人が訪れ賑わいを見せた。

同企画の主催は、摩周・スノーランド実行委員会。町民など参加者らによると、こうした大掛かりな企画の実施はおよそ3年ぶり。

会場最深部には、除雪用に活用している建設機械を活用して設営された雪山、これに氷で敷設したすべり台を設置。正面に「人間ばんば」で利用する特設コースを設置。正面右手にはスノーモービルや雪そり乗車体験ができる特設コースを用意した。

また、正面手前に設置された模擬店では雪の中で炭火を使ってのジンギスカンを食べられる「寒中焼肉」（600円）、ホットミルクの無料配布、商工会議所青年部による「焼鳥販売」（1本100円）、クレープやホットコーヒーなどのドリンク類販売も行われた。

また、会場左手には町内でゲストハウスを経営する「民宿美里」によるカニ汁販売（500円）、同施設で運営しているバス内を改装したサウナバス無料体験・展示なども行われた。

さらに、同イベントのメイン企画として2日間にわたって「人間ばんば」を開催。初日に予選～2日目に準決勝・決勝戦が行われた。また、初日は「牛乳早飲み大会」や「冬空花火大会」も実施、2日目には当日参加可の「スコップ雪かき選手権」も実施。日頃培った雪かき技術を競い合った。

同イベントは弟子屈町、弟子屈町商工会、摩周湖農業協同組合など50団体・社を超える協賛で開催された。