船橋アリーナで「Fパラフェスタ」、ふなばし市民大学校生が運営企画
2/13(月)船橋アリーナで「Fパラフェスタ」
ふなばし市民大学校生が運営企画
船橋アリーナ(船橋市習志野台7-5-1)の多目的室で2月12日、「Fパラフェスタ ~パラスポーツを知ろう!話そう!やってみよう!~」が開催された。
同イベントの主催は船橋市教育委員会生涯学習部社会教育課で、運営・企画は「ふなばし市民大学校」スポーツコミュニケーション学科の19期生、23人が準備にあたった。「第36回ふなばし生涯学習フェア ~知ってみよう 船橋のあんなこと!こんなこと!~」として開催され、これは同大学でスポーツコミュニケーション学科を取っている生徒の授業の一環として、企画から取り組むものとなる。
これまでは「市民交流ボッチャ大会」として開催されていたが、19期生は「Fパラフェスタ」とオリジナル名を考案。「障がいの有無にかかわらず、家族(Family)、友達(Friend)と一緒に、船橋(Funabashi)で、パラスポーツの楽しみ(Fun)を発見する(Find)イベント」として「Fパラフェスタ」と命名したという。
「どうせ開催するのであれば、ボッチャだけでなく、いろいろなユニバーサルスポーツを知ってもらえる機会にしたほうがいいのではないかと、今回の内容になった。障がいの有無にかかわらず、家族やいろんな人に来てもらえるようなイベントを目指した」と話すのは19期生でリーダーを務める篠原令広(のりひろ)さん。
「今回は外の協力も得た」と話すように、今回は協賛がつき、鴨川シーワールド、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、千葉ジェッツふなばしが、参加者プレゼントを提供した。
部屋にはボッチャ用コートを実際の大きさの1/4サイズでミニコートとして6面用意。そのほか、「卓球バレー」「フライングディスクゴルフ」「パッティングゲーム」「輪投げ」のコーナーも設けられた。
ボッチャについては、船橋障がい者スポーツ協会の協力によりルールや競技の仕方など、解説が行われたあと、競技開始となった。ボッチャ大会には32チームが参加。小学生の参加もあれば、80代の参加者、車いすでの参加者もあり、参加者全員が同じように競技を楽しんだ。
大会前には船橋障がい者スポーツ協会の会長・高橋久吉(きゅうきち)さんが「勝ち負けにこだわらず、笑顔でがんばりましょう」と参加者に呼びかけた。
19期生メンバーは「準備は大変だったが無事に開催できてよかった」と笑顔で話した。