津田沼駅近くに「きものサロン津田沼店」オープン、着物を通して地域交流を目指す
10/30(土)津田沼駅近くに「きものサロン津田沼店」オープン
着物を通して地域交流を目指す
JR津田沼駅から徒歩約4分のところに、「まるやまきものサロン津田沼店」(習志野市前原西2-21-5-2階、TEL 047-411-6844)が9月10日オープンし、約2カ月が経過した。
同店は、着物販売や着付教室、レンタルやリサイクル事業などを行い、全国に約300店舗を展開する「まるやま」(本社:東京都板橋区)グループが運営している。「着物を通して地域の交流をして、地域に密着した店づくりをしたい」と話すのは、同店店長の田久保和代さん。
習志野市在住の田久保さんは、約5年前から着物が好きになり、着物関連の仕事をしている友人も多かったことから、出かけるときはいつも着物を着ているという。昨年からのコロナ禍で、自宅で自身の着物を整理していた際、「持っている着物をとにかく着たいのですが、コロナ禍で出かける機会が少なくて。着物を着るには、着物の仕事に就けばいいのでは」と思い立ち、まるやまの八千代台店で働くことになったという。1年3カ月ほど経験を積み、地元で開業することに決めた。
「着物は敷居が高い感じがしますが、上から下までコーディネートができるので洋服より簡単。草履も楽ですし、気軽に着られるようにみなさんにもなってほしい」と話す。
同店では1回500円のワンコイン着付教室のほか、6回コース(3,000円)、12回コース(6,000円)、15回コースを用意。初心者はもちろん、振袖の着付けや人への着付けに対応したコースも用意する。また、着物販売会も随時開催するほか、1カ月に1回程度、アクセサリー作りやヘアセット教室などのワークショップも開催している。着物を着てみんなで出かける「着物でお出かけ」イベントも企画している。
「着物は代々受け継いでいけるもの。着物の良さをみなさんに知ってほしいですし、この場所を地域のみなさんの交流の場として活用してもらい、着物の魅力を幅広く伝えていきたい」と田久保さん。
営業時間10時~18時、不定休。