No.47 さくら満開の茂原公園で開催！もばら市民活動フェスタ２０２３　茂原市　

2023/4/10


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４月１日（土）晴天の中、茂原市が認定する市民活動団体のそれぞれの活動紹介を目的とする物販やワークショップなどが、観光協会主催「さくら祭り」と同時開催されました。

もばら市民活動フェスタ

現在茂原市には認定市民活動団体は３１団体あります。前回の市民フェスタは、市役所に隣接する市民室で行われました。市民が主体となる自主的活動団体は、「まちびとカフェ」と称してそれぞれの団体の関係者と市職員による交流と市民の声をまちづくりに生かすための会議を毎月定期的に行っています。
その中で、市民が積極的にまちづくり、社会貢献活動に関わることに行政がバックアップしていること、ボランティアで活動している団体を市民の方に知ってもらうにはフェスタの開催をより多くの方が来場できる場所で行いたいという要望に、担当課の職員らが企画、交渉し茂原公園での開催が実現できたそうです。
テント設営やテーブル、いすの手配は市職員が行ってくれたと伺いました。

官民協働による地域活性化

今回、参加したボランティア団体は11団体です。
子育て支援を目的とした団体、高齢者が活躍できる支援活動団体、茂原市の観光資源や環境を活用した活動など市民がそれぞれ必要だと考えた特色ある団体です。
行政だけでは出来ないこと、市民だけでは出来ないことも、市行政と市民が協力することで、実現可能になることは多くなります。そうした市民活動団体が増えることで行政との連携も円滑になり、より地域が活性化されていくのではないでしょうか？

自主的、自発的なまちづくり

ボランティアは、生活のなかで道のゴミを拾う行為のように、ゴミの無い綺麗な道になればその道を通るほかの人も気持ち良く過ごせるだろうなという「自主的活動」のことを指します。
決して無料＝ボランティアではないのです。
誰かに言われて行う強制的な行為ではないのです。
取材をさせて頂くためにお話を伺った皆さんは、とても明るい方が多かったですね。
良い仲間との活動交流なので、一緒に楽しい時間を共有できるからかもしれません。
ご高齢でもお元気です。

花見にいらした方々が、フェスタにも足を運んでそれぞれの活動に興味を持ってお話されている姿がとても印象的でした。
若い子ども連れのご家族に伺うと「素晴らしい活動をされている団体があることを知る機会がなかったので、今日は有意義な花見になりました」と感想を伺いました。

地域を良くすることは、行政に要望を訴えることだけではなく、市民が自分で出来ることを行うことで変えていけることが多いと思います。
これは、記者である私の主観ですが官民協働が浸透していけば明るい未来を子どもたち、孫たちに継承できると思っています。
今回の主催である市役所担当課の方からは「来年も市民フェスタはさくら祭りと同時開催しましょう」という前向きなご意見もありました。
さくら吹雪の舞う公園での清々しいイベントでした。
来年は、より多くの方が来場され、市民活動が盛り上がっていく事に期待しています。

取材・ライター　女将こと牧由美
＊掲載内容は取材日時点のものです。