千葉ジェッツのホームゲーム会場に「カリーシート」設置、「アンダーアーマー」とNBAカリー選手の協力で
11/11(木)千葉ジェッツのホームゲーム会場に「カリーシート」設置
「アンダーアーマー」とNBAカリー選手の協力で
スポーツ用品メーカー「アンダーアーマー」の日本総代理店である「ドーム」(東京都江東区)が、NBA選手ステフィン・カリー選手との活動として、子どもたちをBリーグの試合に無料招待する「カリーシート」を千葉ジェッツふなばしと宇都宮ブレックスのホームゲームに設置。11月4日から、12月分招待席の応募受付が始まった。
NBAプレーヤーであるステフィン・カリー選手は「歴代最高の3ポイントシューター」とも呼ばれ、シューターとして名高い選手。2020年12月、「アンダーアーマー」はカリーブランドを設立。「世界中の若者たちが平等にスポーツを楽しむ機会を創出する」というミッションを掲げ、世界中で、安全な遊び場の創出やスポーツ指導者の育成などの活動が行われている。
その活動の一つとして、日本では、今回、Bリーグの試合に子どもたちを無料で招待する「カリーシート」を千葉ジェッツと宇都宮ブレックスのホームゲームに設置することとなった。
カリーシート設置に至っては、今年8月から「アンダーアーマー チャリティオークションイベント」を2カ月にわたって実施。出品したのは、カリーブランドのミッションを達成するために制作された、全世界で25足、日本には1足しかないシューズ「ゴールデン・フロー」の出品のほか、千葉ジェッツ・西村文男選手、原修太選手をはじめとするアンダーアーマー契約のBリーグ選手10人の愛用シューズの出品があった。
8月から9月にかけてオークションは行われ、その結果、入札総数355件、落札総額は177万4520円を達成。オークションの売上全額が「カリーシート」設置のための費用に活用された。
カリーシートは、千葉ジェッツホームゲーム時、1階席ゴール裏に設置される。席にはカリーブランドのロゴがデザインされたカバーが掛けられ、1試合につき子ども1人、保護者1人が招待される。設置期間はBリーグ2021-22シーズン。千葉ジェッツおよび宇都宮ブレックスのホームゲーム開催時に設置される。
千葉ジェッツで顧客向けの企画・プロモーションを担当する舟久保昇礼(ふなくぼ しょうらい)さんは、同プロジェクトについて「お話を聞いた時、とても驚きました。私はカリー選手のプレーが大好きなのですが、カリー選手の想いを実現するための企画が日本で始まろうとしていることにワクワクしました。カリーシートを実施するにあたり、Bリーグの広告レギュレーションやスポンサー様との兼ね合いで、調整が必要な部分はありました。ただ、私たちはもともと地域の子どもたちを試合に招待していますし、夢のある企画の事例は他にもあったので、社内的には進めやすかったです」と振り返った。
さらに「私たちは、ホームである千葉県をバスケットボール王国にする、という長期的なビジョンを掲げています。そのためには老若男女を問わず、さまざまな取り組みを通じて地域の方々に夢や愛着を持ってもらいたいと考えています。アンダーアーマーさんとの共同でのプロジェクトということでは今回が初めてですが、今後もこのような取り組みを通じ、パートナーとして一緒に成長していけたらうれしいです」とも続けた。
同シートへの応募は、アンダーアーマー公式アプリから応募できる。12月分への応募締切は11月15日。観戦の募集はシーズンを通じ、毎月行われる。