船橋のなし「ふなっしー梨箱2023」のデザイン決定、新仕様で6月1日から予約受付開始

6/1（木）船橋のなし「ふなっしー梨箱2023」のデザイン決定

新仕様で6月1日から予約受付開始

　船橋市を代表するブランド果実「船橋のなし」のギフト用に用意された「ふなっしー梨箱」の2023年デザインが決定し、6月1日から予約受付を開始した。

　同企画は、梨の妖精「ふなっしー」が船橋の梨農家に協力し、2013年から続いているもの。毎年箱のデザインが変わり、ふなっしーファンをはじめ、大切な人へのギフト、お中元としてなど、市内外からのニーズがあり、毎年好評を得ている。

　梨箱は梨5キロを基準にした段ボール製、梨の品種や大きさによって内容個数は変わる。和梨は、一般に大きな果実の方が価値が高いとされ、ふなっしー梨箱に詰める「船橋のなし」は「秀」「優」「良」に分けられた等級のうち、「秀」の中でも特に品質の良いものを選別して詰めている。

　今年のデザインは、箱全体にふなっしーのカラーの黄色をベースに、POPなアメコミ調のデザインが特徴で、箱の側面にはふなっしーファミリーもあしらわれている。前年までは箱の天面が観音開きの仕様だったが、今年は蓋の部分が片方に全開するタイプになったため「デザインに自由度が増し、ふなっしーの元気な勢いを存分に表すことができました」とデザイン担当者。「段ボール自体も強度があるため、梨を食べ終わったあとも、大切なものを入れる保管BOXとしても使ってもらいたい」と話す。

　「船橋のなし」は、市内で生産する主要3品種「幸水」「豊水」「新高」の予約を受け付けを6月1日から開始。出荷は梨の成熟を待ってからになるが、「梨の船芳園」（船橋市二和東2-6-1、TEL 047-448-2158）の加納芳光さんは「今後の遅霜などが怖いですが、今年の開花時期からの予測だと順調にいけば収穫販売時期は7月20日前後からになる見込み」と話している。

　加納さんは今年の動きについて「 今年は組合の会合などを通して、農家同士で意見交換ができたらいいと思います。特に資材や肥料、農薬の高騰が想像以上で、販売方法などを積極的に話し合いたい」とも。

　「船橋のなし」サイトでは6月1日から事前予約を受け付けている。注文受付は「船橋のなし」サイトからの通信販売のほか、東武百貨店船橋店の地下にある青果店「丸あ商店」、船橋市内に本社を構えるスーパーマーケットチェーン「ランドローム」でも購入可能。そのほか、船橋市内の梨農家でも一部販売を予定している。同時に2013年から継続している「2キロ用ふなっしー梨袋」も一部の市内農家と販売店で取り扱う。

関連サイト：https://funanashi.myfuna.net/