板倉病院で板倉病院で純米酒・本格焼酎試飲会、「なぜ、病院で飲酒?」特別感のある体験が話題に
6/6(火)板倉病院で純米酒・本格焼酎試飲会
「なぜ、病院で飲酒?」特別感のある体験が話題に
地域における市民と病院の連携を目指した地域医療を実践する板倉病院(船橋市本町2-10-1、TEL047-431-2662)で5月27日、「板倉病院で純米酒・本格焼酎試飲会」が行われ30人以上の市民が参加した。
板倉病院では普段から、病気になる前から病院を知ってもらうことで症状が重くなる前に気軽に相談してもらえる関係構築や、知り合いに気になる人がいた場合「あそこの病院だったらお酒飲むなとは言わないはずだよ、日本酒の会やっていたくらいだから」と周囲に紹介できるような周辺環境をつくるため一般市民を対象とした企画を行っている。
同会には、新京成線「習志野駅」近くの酒のはしもとから講師を招聘。「家庭で楽しくおいしく食中酒」をテーマに、日本酒の選び方、お燗のすすめ、もっと焼酎をおいしくという3項目について2時間弱の講座を提供した。
日本酒は、醸造過程に「米」「米麹」だけ使っているものを「純米」と呼び、サトウキビなどの天然由来の「醸造アルコール」も使っているものと分けていることを紹介。
さらに、精米の度合いによって「純米大吟醸」「純米吟醸」「特別純米」「純米酒」「大吟醸」「吟醸」「特別本醸造」「本醸造」「普通酒」に分けられるなどの基本知識を座学で伝えた。
熱燗にすることによって日本酒のまろやかさ、ふくよかさが「旨さ」として感じられ、食事との相性が良くなること、体温に近い温度で体に吸収されることから飲んでいるペースで酔いが進むことから深酒をしないなど「身体に優しい」などの側面を紹介。酒と同量の「やわらぎ水」を飲むことで深酔いを避けられるなども伝えた。
最後に、焼酎を楽しむための「お湯割り」をおいしく作る方法を実践。約90度の湯を2つのグラスを使用して適温にした後、焼酎を丁寧に注ぐと風味を活かし、対流を利用し上手に混ぜる事ができると紹介。
講座を終えると参加者全員でのじゃんけん大会を実施。勝ち抜き「酒のはしもと」厳選の焼酎や日本酒を手にした参加者の女性らは「おいしい飲み方を教わったので、今日の晩酌で楽しみます」と至福の笑みを浮かべた。