船橋駅近くに約200冊の絵本がある「絵本カフェおはなしやさん」、オーナーによるおはなし会も毎週開催

8/5（土）船橋駅近くに約200冊の絵本がある「絵本カフェおはなしやさん」

オーナーによるおはなし会も毎週開催

　JR船橋駅から徒歩約8分のところに「絵本カフェおはなしやさん」（船橋市本町2-20-24）が6月18日にオープンし、1カ月が経った。

　同店のオーナーは岩佐洋子さん。絵本や読み聞かせがもともと大好きだという岩佐さんは、2020年に文字・活字文化推進機構主催の養成講座で朗読指導者の資格を取得。仕事の休日に地域の親子向けに絵本の読み聞かせを行っていた。

　「より多くの人に絵本に親しんでもらい、ゆっくり過ごしてもらいたい」という思いから、嫁ぎ先だった米屋「岩佐商店」を改築し、カフェをオープンすることにした。

　約5坪のカフェスペースにはテーブル席を6席用意。店内には精米機も展示されている。絵本や紙芝居など合わせて約200冊が並び、絵本の棚には人気の絵本キャラクターのぬいぐるみなども。

　カフェメニューは、岩佐さん手作りのシフォンケーキ（400円）、コーヒー、紅茶（各200円）、みかんジュース、りんごジュース（各250円）の他、シフォンケーキと飲み物のセット（500円）の用意も。シフォンケーキはテイクアウトも可能。

  「この店のメインディッシュは絵本です。ゆっくりとお茶をしながら絵本を楽しんでいただきたい」と呼びかける。

　毎週土・日曜の開店前、11時～11時30分は無料おはなし会を開催。おはなし会では岩佐さんのおすすめ絵本や季節感のある絵本で、乳幼児向けのものから少し長めの物語絵本など3冊用意する。

　「おはなし会に足を運んだ方から、育児の大変なことのヒントになるような絵本はないかと尋ねられることもありました」と話す。「尊敬する方から『子どものことばを育てるのは地方から』という言葉を教えていただき、少しでも子どもさんが本に親しめるようになったらと思っています」とも。

　営業時間は12時～17時。土・日曜は11時から30分間、無料おはなし会を開催。木・金曜定休。

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  元米屋にちなんで、米粉を使ったシフォンケーキも

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  子どもたちが目を輝かすという昔ながらの精米機

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  人気のキッズコーナー（左奥）

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  店内の様子