グループホーム「みかんの樹」で5年ぶりの「秋のみかん祭」、利用者に地域の珈琲店やネイルサービスなどを提供
11/13(月)グループホーム「みかんの樹」で5年ぶりの「秋のみかん祭」
利用者に地域の珈琲店やネイルサービスなどを提供
松が丘にあるグループホーム「みかんの樹」(船橋市松が丘3-63-30)で11月12日に「秋のみかん祭」が5年ぶりに行われ、利用者や家族、地域の人たちでにぎわいを見せた。
同グループホームは金杉台に本社を持つ「コンフォートケア」が運営し、介護保険事業のほか、障がい者総合支援事業としてパンの製造・販売をする「LE LiEN(ル・リアン)」(金杉台1-1-5-102)、飲食事業ではカフェ「Cour Cafe(クォカフェ)」(行田1-45-17)などを運営する。
代表の形山昌樹さんは「コロナの影響もあり、外出の機会がなく、外でのイベントも開催できなかったので今回は5年ぶりに開催できてほっとしています」と笑顔で会場内を撮影していた。
当日は夏見台の惣菜店「のりまきおかず」、船橋市を拠点とするコーヒーショップ「星のかけら」、馬込沢を中心に1日花屋を展開している「日々花」、シフォンケーキ「FACE」、「福祉ネイルYACHI」、「LE LiEN」の6店舗の出店があった。
出店者をセレクトしたのは管理者の小野木大悟さん。「利用者に自分で昼食を選んでもらいたくて、パンやのり巻きなどを扱う店舗を選びました。またアクセサリーやネイルなど、昔やっていた感覚を思い出して笑顔になってもらえたら…と、これらの店舗に声をかけました」と話す。
出店していた「のりまきおかず」の大野さん親子は「みなさん楽しそうに買い物していて、こちらもうれしい気持ちになりました」と話す。また、「ネイルyachi」の有田さんは 「今日は貝からできている安心安全な水性ネイルを使いました。利用者さんからは『ネイルをするのは久しぶり。指先にお花が咲いたわ』と笑顔になりこちらも笑顔になりました」と話す。
職員の女性は「グループホームでは毎日朝10時にコーヒーを飲むんですが、いつもインスタントなので今日はハンドドリップコーヒーが飲めてみなさん喜んでました。私たち職員も楽しい」と笑顔を見せた。
管理者の浦辺和儀さんは「今日は久しぶりのイベントで、利用者だけでなく、家族や職員にも楽しんでもらえたらと思い開催しました。地域との繋がりを感じられる1日にしたい。今後もまた開催できたら」と展望を話した。