法典小学校近くに多肉植物「taniku508」と「そるーな鍼灸院整骨院」、地域交流の場となるように親子で開業
12/10(金)法典小学校近くに多肉植物「taniku508」と「そるーな鍼灸院整骨院」
地域交流の場となるように親子で開業
東武アーバンパークライン・馬込沢駅から徒歩15分のところに、多肉植物専門店「taniku508」(船橋市上山町3-531-27、TEL 090-1791-8696)が11月6日、「そるーな鍼灸整骨院」(同、TEL 047-407-2387)が12月4日にオープンした。
多肉植物専門店の店長は羽藤弘美(はとうひろみ)さん、鍼灸院整骨院院長は羽藤さんの娘の頌子(しょうこ)さん。
羽藤さんは約2年前から多肉植物の栽培に興味を持ち、介護の仕事をしながら飯山満の自宅で育てていたという。「多肉は見た目もかわいいし、栽培も増やすことも簡単で、土だけじゃなく水耕栽培もできるのが魅力」と話す羽藤さん。「本格的に多肉植物の栽培を始めたいと思ったのと、娘が鍼灸師として独立したいという時期が重なって、それなら場所を探して一緒にやっていこうという話になったんです」と店を構えることになった経緯を話す。
店舗は、青の看板が目印。多肉植物は店先にある羽藤さん手作りのガーデンコーナーにずらりと並び、国産や韓国産のものを100種以上そろえる。単品(400円~)や寄せ植えの販売も行う。「福祉や医療の現場では、植木は土や花がらなど出るので敬遠されがちですが、水耕栽培の多肉はその心配がないので、そういう場所にもどんどん広げて皆さんを多肉で癒したい」と羽藤さん。
鍼灸院整骨院院長の頌子さんは、市立船橋高校ソフトボール部出身。都内で約10年間、整骨院や整形外科などで経験を積み重ね、「カウンセリングを丁寧に行い、つらい症状を早く改善できるように、その日その時にあった施術を提供したい」と独立した。
約12坪の院内には、ベッド4台、筋肉疲労や痛みを緩和する医療機器などを用意。地中海をイメージしたという青いカーテンを使用し、明るくて清潔感のある雰囲気。メニューは、電気治療や鍼灸、カッピングなどを用いた疼痛除去コースや美容鍼のコース(2,200円~)など。「特に若い女性は婦人科に行きづらい方が多く、痛みや不調を薬に頼りがちな人が多いので、鍼や灸などを使って痛みを和らげ、女性に寄り添った施術をしたい」と頌子さん。また「産後ケア教室やアロマオイルマッサージなど女性のトータルケアができるような場所にしていきたい」とも。
店名の「taniku508」には「ご縁は無限」との意味があるという。「そるーな」は「スペイン語で『太陽と月』という意味。どちらもなくてはならないものなので、そういう場所にしたいという思いで名付けました」と頌子さん。「多肉で心を癒し、鍼灸院では体を癒してほしい。気軽に集まれるコミュニティの場にもしていきたい」と羽藤さん親子は話した。
taniku50=営業時間10時~18時(月・火・土・日のみ営業)、そるーな鍼灸院整骨院=営業時間10時~12時30分、16時~20時(土・日・祝10時~17時)。木曜定休。